パソコン・メモメモ備忘録

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Xiaomi, Lenovo GeForce 搭載の薄型ノート PC 発表

Impress さんの記事(XiaomiLenovo)。ようやく時代はここまで来たか、感にあるニュース。小生のような仕事をしていると、Intel の内蔵 GPU ではパワーや互換性に問題が合って苦労することが多い。その辺りは、やはり NVidia が完璧とは言えないまでも、安心感がある。薄型ノートにもそれなりのパワーのある GPU は必須と思う一人だ。

特に、昨今は GPU を色々な用途に使うようになってきている。音声認識や画像認識、画像処理あたりに GPGPU が役に立ちそうだ。スマートフォンでは、サーバーに送って、サーバー側で処理をして結果を返すパターンも普通に使われているが、レスポンスやネット接続の必要性を減らせるという意味では、有効かと思う。

さて、今回の発表のノート PC は、価格も安く、薄さ軽さも最先端では無いにしろ、かなりのレベルにまとまっている。USB 端子も Type-C と普通のものもついていたり、Xiaomi のものは HDMI もあったり、Lenovo のは SD カードスロットがあったり、と汎用性が高そう。

後は、GeForce940MX の性能がどのくらいなのかは、気にかかる所。Maxwell 世代のチップで、最新の Pascal 世代でないのが残念だが、まだまだノート用には落ちてこなさそうなので仕方ない。レンダリング能力的にもそんなにレベルは高く無さそう。Intel の内蔵 GPU の上位機種に毛が生えたくらいじゃないだろうか。おそらく SurfaceBook 搭載のものと同程度。

Lenovo の製品が、2GB の VRAM を搭載しているのはちょっと驚き。薄型ノートでも、ここまで載せるとは。そこそこまじなゲームも動かせそう。GDDR5 なのも本気度が感じられる(SurfaceBook も GDDR5 1GB)。容量の大きさはやはり、データ処理用途も前提かなぁ。

ということで、薄型ノートにも新しい時代が来た感がある。が、小生が本当に待っているのは、タブレット PC のレンダリング能力の向上である。現在、一番グラフィック性能が高いのは、SurfacePro4 Corei7 モデルだろうが、やはり NVidiaAMDGPU を搭載したものが欲しい所。多少重くても厚くても熱くても?いいので、どこか製品化しないだろうか。Pascal 世代なら期待できないかな。 本体を振り回しつつ AR なアプリケーションを動かすとかできそうなのに。射程圏内に入ってきたと思ってもいいかなぁ。それと、後、どちらの製品も WiGig は入ってなさげ… 残念。