パソコン・メモメモ備忘録

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自動中割り hanepen β

Twitter で流れてきたので、ちょっと調べてみた。OSX (MacOS)で動く自動中割ソフトだそうな。残念ながら OSX が動くハードを持っていないので、実際に使って確かめることが出来ないのだが、色々公開されている動画を見るとなかなかおもしろそうなソフトである。

昔から自動で中割してくれるソフトはあった(アニメフレーマー(1988年頃?)とか)。だが、ほとんど普及していないのはなぜなんだろうか。基本的に手描きな各フレームをベクトル化して、隣接フレーム間のラインを対応付けして中割する、というのは難しいからだろうか。最初から書くフレームをベクトル(直線や曲線の集まり)で描画するフローは非現実的だったとか。

ということで、この hanepen は、この辺りを解決するツールなんだろうか。多分課題は色々あるが、ぱっと気がつくのでは、上記のベクトル画像化の問題。他には、3次元的な動きを違和感なく中割する難しさ。直線補間と曲線補間の使い分け、とか、タメの表現の再現とか。これらがどの程度改善されているのか良くわからず…

3D人-3dnchu- さんの記事ではダウンロードして試せるような事が書かれていたり、まとめページ(mwsssの Hanepen まとめ)もあったりするが…2年近く前の記事なので、現状どうなっているのだろう。Twitter で流れてくるので、最近動きがあるのかな。資金の募集もしているようだし。

もう少し技術的な内容もわかれば、資金の提供も考えなくもないかなぁ。貧乏人だけど。

追記 : enty のページの内容からすると、ソフト名もβ版公開もこれからだそうなので、流れを汲んでいるとはいえ、hanepen とは違うソフトなのかもしれない。

こういう技術が発達するとアニメの製作コストは下がるのだろうか。割りと高度な中割が自動でできるようになると、エンドロールの名前の数も減ったりしないのかな。中国の方の名前を多数並んでいたりするけど。最近流行りのディープラーニングで中割もできるようになったらいいのにな。