Impress さんの記事。めちゃくちゃニッチな市場に向けての製品だが、そのこだわりには脱帽である。E-Ink の電子ペーパーを選んだところが、実際の楽譜の代替として確かにもっとも相応しいような感じがする。
段差の無いヒンジに VAIO の技術が使われているのも興味深いところ。そこにどれくらいの必要性があるのかは、音楽には全く疎い小生にはよくわからないが、こだわりポイントの一つなんだろう。
ピアノやバイオリンの演奏を見ていても、楽譜のページめくりは結構大変そう。そこがタッチ一発でできると、演奏しやすくなってよさそうに思う。ただ、E-Ink の画面書き換え速度は十分なのだろうか。手で紙のページをめくるより遅いと困ったものではあるが。あと、思わずダブルたっちしてしまって２ページめくってしまったりは大丈夫だろうか。その辺はソフト次第か。
ペンで書き込みができるのも面白い。小生も幼少の頃、ピアノを習っていて、色々楽譜に書き込まれていたのを思い出す。どういうファイル形式で保存できるのだろうか。単に pdf かな？
価格次第だが、今後はこういう端末を使うのが当たり前になるかも。ただ、バッテリーは問題かな。めったに電池が切れなくて、いざという時に運悪く切れると（最悪演奏中とか）かなりやばそう。早め早めに充電とか、電池交換の警告を出さないといけなさそう。かつ、横に替えの電池を置いておくとか。ソーラーでいけるかも。故障もかなり困るなぁ。紙の楽譜に故障（楽譜が読めなくなる）はほぼないし、それが全体に及ぶ事は更にまれか。安定性が、普及のポイントだったりして。
しかし、たまたまか E-Ink 関連のニュースが続いたな。
