ITmedia さんの記事。半年ほど前に 10TB の HDD が売りだされたが、こちらは 3.5 インチ。2.5 インチ HDD の大きさで 15TB の容量を実現したのが素晴らしい。ただ、写真を見ると、普通の 2.5 インチ HDD や SSD より結構厚みがあるようだが。
そういえば、回転するディスクが入っていないのに 2.5 インチとか 3.5 インチとか、何の大きさだろうと、ちょっと違和感があるが、過去の慣習って感じか。保存を示すフロッピーディスクのアイコンみたいなもの？
それはさておき、16GB の DRAM をキャッシュとして積んでいるそうな。そこらのパソコンのメインメモリより大きい容量のような。書き込み性能を出すために、それくらい積んでいる感じだろうか。転送速度が平均 1GB/sec あっても（実際はもう少し速いが）、十数秒間はキャッシュに貯められると。
これだけ物量を詰め込んでいると、消費電力も結構ありそうな。ミニタワーな PC でも 8 台くらい内蔵して 100TB とかできるかもしれないが、どんなもんだろう。RAID なんか組んだ日には容量・速度から結構とんでも PC を作れそう。
まだ発表されていないが、やはり価格もとんでもないんだろうなぁ、という予想。全くの個人的勝手予想だと 1 台 80 万円くらいじゃないかなぁ。何の根拠もないが。512 GB のパッケージを 32 個搭載だそうだから、100万円いくかも。8 台なんか積んでしまったら、超高級車が買えるレベルか。
一日全データを書き換えるそうな。フラッシュメモリは、長期間（どのくらいか不明だが）データを保持できないらしいので、時々読み書きなおした方がいいらしい。そのための処理だろうか。SSD を使うようになっているが、その点が気になるので、今はまだシステムドライブにしか使えないなぁ（まぁ、コストの問題が1番だが）。こういう対応で、データを長期間保存できるメディアとしての実績を積んで欲しいものだ。
