パソコン・メモメモ備忘録

気の向くままパソコン関係等で気になることを書き記す。時々更新!

リモートデスクトップ TrueRemote

小生、VPN 回線経由で自宅からリモートで職場の PC を操作することがたまにある。そういう時普通使われるのは、Microsoft 純正の「リモートデスクトップ接続」だと思う。ただ、職場の PC が、WUXGA なモニタと SXGA なモニタのデュアルモニタで、もろもろのアプリケーションソフトのウィンドウの配置は、それに合わせてある。リモートデスクトップ接続で接続してしまうと、どちらかというと手元の PC の解像度に勝手に合わされてしまい、ウィンドウの配置が崩れてしまう問題がある。小生の場合、3200x1200 の解像度を指定してリモートデスクトップ接続すれば(3200 = 1920+1280)、ウィンドウ配置は崩れないのかもしれないが、ちょっと面倒。

UltraVNC のサーバーを職場の PC で動かして、手元のクライアントから接続するのが、結構解像度の点では使える。VNC は、リモート側の解像度設定のまま使えて、ボタンを押せば、WUXGA のモニタのみとか、両方のモニタを連結した画面(3200x1200)、等できる。問題は、何か設定が悪いのか、反応が鈍くて使いづらいこと。画面の色数を 256 色にしたりしても、キー入力してから、しばらくしてからそれが反映されて表示されるとか、良くある。酷いときは、ダイアログが表示されるのが遅れて、色々キーを押して始めて表示されたり。クリップボードの転送もなんか安定しない印象があったり。

ということで、今日は TrueRemote というソフトを使ってみた。インストールいらずで、リモート側と手元の PC それぞれで、TrueRemote を起動して、IP アドレスとパスワードの設定を合わせるだけ。このソフトを選んだのが、マルチモニタ対応、という点だったのだが、結論から言うと、惜しい感じだった。UltraVNC のように、マルチモニタの画面を繋げて1つの大きい画面にする機能は無くて、切り替える機能があるだけ。

一応、工夫すれば、少し便利には使える。ポート番号を、メインモニタとセカンダリ用に用意して、TrueRemote を、リモートとクライアント側で二つずつ起動する、という技。デフォルトポート番号は 50000 なので、そちらをメインに、50001 をセカンダリに、みたいな感じで。それぞれ接続して、片方のモニタの設定を切り替えれば、二つのモニタを二つのウィンドウで表示できる。ただ、残念なことに、この二つのウィンドウ間で、ドラッグアンドドロップなんかは出来ない。そこが、二つのモニタを繋げて1枚の画面にするのと比べて、大きく不便な点。

TrueRemote は、かなり画面の更新がきれいで高速な印象である。リモートデスクトップ接続のように、微妙に画質が崩れたりもあまりしない(たまに、赤色なんかのの輪郭がぼやけることはあるようだが)し、VNC のように、画面の更新が遅れることも無い。複数モニタをまたいだ操作をしない限り、結構快適だ。もう一つ、画面の表示倍率を 1/2, 1/4 だけではなくて、UltraVNC のように 10% 刻みとか、リモートデスクトップ接続のように、無段階(ウィンドウの大きさに合わせる)でできると嬉しいのだが。→ Window Scroll をオフにしたらできました!

他にもリモートデスクトップのソフトはあるようだし、色々試してみるかな。