パソコン・メモメモ備忘録

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Wacom MobileStudio Pro 発表

ASCII さんの記事。これはなかなか衝撃的な新製品の発表だ。WACOM さんがここまでアグレッシブな新製品を出してくるとは全く予想していなかった。ここまでハイスペックを詰め込んだ液晶タブ PC とは。

15.6 インチの液晶タブレット PC、というだけでも凄そうだが、4K 解像度で GPUQuadro 搭載とは。新しい WACOM の Proペン2が使えるということで、スペックに妥協が無い。それと引き換えに、重さは 2.2Kg。2リットルのペットボトルより重いと思うと、手持ちで使うものではないな、という印象。何処かに立てかけるか、画板風に首から吊ったりするのだろうか。そして、お値段も恐ろしい位になりそうな雰囲気。最上位モデルだと、GPU にも 4GB VRAM が載っていたり、SSD も 512GB で、メモリも 16GB。CPU は Corei7。最新世代では無いが、タイミングでは仕方ないだろう。軽く 30 万円は超えそう。プロが仕事に使う製品だろう。

個人的に惹かれるのは、13.3 インチモデルの方だろうか。最上位の Corei7-6567U GPU は CPU 混載の Iris Graphics が入っているのが嬉しい所。WQHD(2560x1440)の液晶画面も、絵を描くためには必要なレベルかもしれない。3Dデータの編集も利用目的に入っているので、16GB のメモリや 512GB の SSD も必要なんだろう。

唯一気になるのが、筐体が大きいことだろうか。画面外の額縁の領域が、昨今の狭額縁が流行っているのに対して目立つ感がある。その辺も微妙な所で、持ち運び性よりも、しっかり握れる使いやすさ重視の設計とも言えなくもない。後、タブレットの精度重視で、精度が落ちる読み取り領域の端の方は画面外に持ってきているとか。ただ、GPU やコンパス、加速度計やジャイロも搭載していて、なかなかまっとうなモバイル端末としてもまとまっている感じ。バッテリーも、パワーのためにちょっと短めか。

後は、贅沢を言うと、HDR に対応していたら神端末だったが、逆に色再現性とかで問題になりそうなので、ちょっと方向性が違うかな。

未だ価格が発表されていないが、小生の手の届くところには無いだろうなぁ。