Engadget さんの記事。この記事は、ポケモン GO 的なシステムで、故人の像を AR 的に見せる、とかいう話なのだが、個人的には、その中で述べられている AR 落書きに、これはっ！！と感じた。
昔の Jet Set Radio やちょっとずれるかもしれないが最近のスプラトゥーンとか、仮想空間に落書きする、というのは一つの自己表現方法と思う。特にグラフィティ、とまで言わなくても他愛のない落書きでさえ、人に迷惑を掛けなければ、心の叫びというか、何か意義深いもののと感じる。しかし、現実に、いろいろな所に落書きするのは、大いに問題がある場合が多い。
そこで AR 落書き。現実の壁面に、バーチャルなグラフティ。これなら、消すのも簡単だし、見たい人にはいい感じで見せられる。これは究極の落書きじゃないだろうか。場合によっては、動画とか、更にはインタラクティブな落書きもできるかもしれないが、とりあえずそれはおいておく。
問題は、どれくらいの人がそれを見てくれるか、という点に尽きるかと。攻殻機動隊の世界のように、多くの人の視界が、何らかの処理を経たものになれば別だが、近い将来では AR メガネ的なデバイスを装着する一般人がどのくらい出てくるか、がポイントだろうか。小生は、普段からメガネ装着者なので、そういったデバイスを身につけるのに抵抗は少ないが、裸眼視な人には１段の抵抗が有るかもしれない。
街中の好きな所に好きな落書きができる世界、なかなか楽しそうに思うがどうだろうか。
