Buzzap! さんの記事。小生も、USB メモリや、SD/microSD カードをよく買うので、こういう記事は結構気になる。今まで偽物に引っかかって困ったことは多分無いが(忘れているだけ?)、人気の USB メモリを買った時には、マイナーバージョンダウンしていたことはある。SLC なフラッシュを搭載していたものがいつのまにか同じ型番で、MLC になっていたとか。今や、SLC な USB メモリとか、高くてほとんど買う機会は無さそうだが。
今回の記事になっているものは、結構わかりやすいパッケージの差があったりして、ちゃんとこういう情報を掴んでいれば、引っかかることは無さそうなものだった。逆に言うと、情報を知らなかったらたやすく引っかかるということか。たくさんあるから、というのも、何の根拠にならないことが、今回の事件?でわかった感じである。
この記事の面白いのは、メーカーが Twitter で偽物情報を流した途端、メルカリ等から偽物の販売が消えたという点。メルカリが対応したのか、偽物販売業者が引っ込めたのか。どちらにしても反応が速い。これぞ IT 業界といった所。
記事によると、忘れた頃にまた復活するだろうと。これは消費者側に対策が必要に思う。まずは、異常に安い価格には注意ということだろうか。購入前に、一通り検索して偽物情報が無いか、確認すべきというのもある。人柱的なタイミングだと、仕方ないけれど。
実際偽物の容量・性能は如何なものだったのだろう。万が一偽物の方が上回ることもあるのかも知れないが、おおよそスペック通りか、下回っているんだろうなぁ。 128GB といいつつ、実際に書き込んでみると 1/10 程度しか無かったとか。スペックは満たしていても、データが化けるとか、すぐに劣化するとかだと、なかなか不具合が出ず、気がついた時には困っている状況だと嫌だなぁ。
今後、フラッシュメモリ系を買う時には気を付けねば。しかし、Transcend さんも、偽物を作られるほど有名メーカーになったんだなぁ。