パソコン・メモメモ備忘録

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PlayStation(R)VR特別体験会 行ってきた

昨日から始まった、ソニーストアで行われている PlayStation(R)VR特別体験会に先日予約して、今日行ってきた。SonyID が無いと予約できないのだが、昔 VAIO を使っていた名残で(まぁビデオカメラも使っているが)簡単に予約できたのは良かった。

1回7人ずつで、店のいろいろな場所(店の前の廊下にも設置されているが)で体験する。予約した時間の5分前に店頭のお兄さんに予約番号を言って列に並ぶと、予約時刻には各機材に案内されて体験できる。体験は後でやったアンケートを見ると3種類あるようだが、小生は TheDeep だった。PlayRoom がやりたかったが仕方ない。店の中に案内してもらって、まずは荷物を置く。なんかプレイ中の恥ずかしい姿の写真を撮ってくれるそうで、お兄さんにデジカメを渡して、早速 HMD をかぶる。お兄さんが手伝ってくれるが、微調整は自分でやる。

右下のボタンを押しながら、目からの距離、というか顔への押し当て具合を調節する。ピントもこれで変わる。小生メガネを着けているが、特の問題なくかぶって、顔に密着できた。パッキンがあるので、外光のほとんど入らない。ただ、上下の調整も結構重要で、うまく合っていないと、上下に色ずれして見えたりする。ある程度合わすと、お兄さんが締めてくれたが、この辺一人でやるには練習がいるかも。あとはヘッドフォンを装着して体験開始。

小生、一度 OcculusRift の初代を一瞬使った事があるが、調整が悪く、こんなものかと思った経験があったが、今回の PlayStationVR の体験は、ここまで進化しているのか、と思う印象だった。首を動かした際の遅延も全く感じられなく、その空間の中にいる、という感覚は確かにあった。首を傾けても振り返ったりしても、そこに物体が存在している、というのを信じられるくらい。

ただ、TheDeep は怖い系のコンテンツだが、個人的には叫んだり体が思わず逃げたりするほどではなかった。一番没入感を阻害したのは、仮想空間内に自分の体が全く無いことだった。真下を見ても、椅子に座っているはずの自分の体は無いし、手を前に伸ばしても何もない。映像を見ているんだな、とその時点で認識してしまったようだ。確かに間近にヒレが来た際には、ちょっと触ってみたくなったが。実際にゲーム等販売される場合には、FPS のように自分の手や体っぽいものも表示されるのだろう。鼻が表示されるだけで VR 酔いが軽減されるという話もあるし。そういうコンテンツも体験したい。

もう一つ、完全に外界から遮断されるのも、逆に没入感を阻害しているかもしれない。余りに外界の情報が無いので、色々考えてしまう。特にこんな店頭では、自分はどう見えているのだろうとか。周囲の情報(周りに人がいるか等)がちょっと表示されていると、安心して没入できる気がするがどうだろう。実際やってみないとわからないが。

PlayStationVR は、視野が丸くしてある感じだった。変に視野が(歪んだ)四角よりその方が違和感がない感じ。これまで見たスマホ装着系の HMD より視野自体も広くなっているからかも知れないが、これは良かった。ただ、解像度は、やはりちょっと低く感じた。一つは、文字やロゴがかなりちらつく、というかジャギーが激しいものがある点。もう一つは、近くにあるもののディテールが出てない点。TheDeep は海の中なので、遠くがはっきり見えないのはそういうものと思えるからか気にならず、目の前のものの立体感等感じられないのが今ひとつだった。ジャギー以外はピクセルは感じないが、ぼやけている感はあった。

予約までして買うかどうかは微妙な感じはある。もっと解像度の高い HMD があることを知っているので(使ったこと無いが)。面白いソフトが色々出るなら買ってみるかなぁ。しばらく悩もうっと。

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