パソコン・メモメモ備忘録

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ピコプロジェクター UO Smart Beam Laser LB-UH6CB (2)

ということで、今日は、UO Smart Beam Laser の投射映像について書いてみたい。

まずは、手持ちのスクリーンに、70インチ程度で投射してみた。投射距離は 2.34m くらい。フォーカスは、そこそこ。個体差なのか、左下端の方のフォーカスが、右よりも甘い感がある。レーザー方式でパンフォーカスなので、調整のしようもない。色収差(色ずれ?)も1ピクセル程度はある感じ。まぁ、このサイズのプロジェクタにそこまで期待するか、だが。

で、一番気になったのが、カラーブレイキングノイズ(レインボーノイズ、虹ノイズ)。LCOS パネルとレーザー光源ということだが、結構視線を動かすと、虹ノイズが視認される。一昔の DLP プロジェクタのようである。どの程度の速度で色が変化しているか、デジカメの 480fps の動画撮影で確かめてみた。基本 60fps なので、8フレームごとに変化しているのは当然として、その中身はなかなか興味深いものだった。

480fps で、大まかには G:1.5, R:1, G:1.5, R:1, B:2, R:1 フレームの計 8 フレームが1秒間に 60 回繰り返されているようだ。ただ、照射内容(画像)を見ていると、それだけでは無い気がしたり。一応画面のフレーム間の変化は、下から上へ変わるようだが、結構高速に行われるような印象。詳細を観るために、もっと高速なデジカメで撮影してみたいところだが。最近の DLP プロジェクタは6倍速(360fps x RGB)のものもあるそうなので、2 倍速レベルだと、虹ノイズが目立つのも仕方ないか。関係ないが、今、民生用で一番撮影動画 fps の大きいのは、Sony のデジカメ 960fps だろうか。それでは、6倍速 DLP のフレーム内容は完全には撮影できなさそう(1080fps 必要?)。おっと、Nikon のカメラで 1200fps 撮れるものもあるそうな。

それはさておき、最初、全白が赤紫っぽい色に見えた。部屋の蛍光灯なデスクライトを点けていたせいだろうか。部屋の電灯を全て消した夜間だとそれほどは気にはならなかった。少し青っぽい感じはあるが。後は、レーザー特有のスペックルノイズ。スクリーンの素材にもよるのだろうが、手持ちのビニールのマットな表面だと、ほとんど気にならない。ビーズとかだと気になるかな。実際、多少凹凸のある壁紙に投射した所、キラキラ感はそこそこ感じられたり。

とりあえず、PC に繋いで色々投射した印象はこんな感じ。映画とか投射してみたいが、時間が無い…