パソコン・メモメモ備忘録

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TI 4K DLP デバイスの小型化 0.67 インチ

Impress さんの記事。4K のプロジェクタが 100万円を切ってくるようになってしばらく経つが、リアル 4K は SONY の反射型液晶のものくらいしかなく。JVCEPSON のは、擬似 4K だが、過渡期なので仕方ないか。ということで、パネルが1枚で済む DLP プロジェクタにも期待がかかるところ。

ただし、今回発表のものは、擬似 4K のようだ。400 万画素のチップを時分割で駆動して 800 万画素の 4K 解像度を実現しているらしい。詳細情報はまだ出てきていなさそう。ニュースリリースでは、「毎フレームに2個の別個、分離したピクセルをスクリーン上に投射し」と書かれている。英語だと「The fast switching speed of the DMD enables each mirror to display two distinct and unique pixels on the screen during every frame」ということらしい。良くわからず。いくら微小ミラーが高速で動いても解像度を上げるのには繋がらなそう。もしかして、ミラーの角度が3状態あって、OFF、ピクセル位置A, B になっているとか? 400万画素というのも良くわからない。4K の 800万画素の半分ということは、各ミラーは長方形? とは考えられないし、謎だらけだ。

チップの大きさは 0.67 インチで、フル HD の 0.65 インチのものとほぼおなじ大きさだそうな。ただ、PICO プロジェクタ用のフル HD チップは 0.47 インチ。それを考えると結構でかい? 画素密度的には、0.67^2 / 0.47^2 がほぼ2なので、こちらはその基準で同等レベルと言える。

最初に出てきそうなのは Optoma からだが、それでも今年下半期だそうな。テレビだと、もう 4K は普及期に入って、そろそろ 8K の影が見えてきていることだが、プロジェクタはまだまだ先っぽい。そもそもモバイルプロジェクタだと、フル HD もまだなので、ここまで 4K が降りてくるのはもっともっと先なんだろうなぁ。