Indigogo の製品ページ。なんか、凄いモバイルプロジェクタがクラウドファンディングされていた。1080p の DLP RGB LED プロジェクタで、1000ルーメンだそうな。しかもバッテリーで5時間投射できるとか。Android 搭載。それで、お値段現在 $190+送料。通常価格でも $249+送料。これまでの安価な LED プロジェクタの常識を大きく超えてくる製品。発送開始も今月末予定。
これだけの明るさがありながら、ファンレスで小型筐体。熱的な所が気になる。RGB LED 合計で 1000 ルーメンとかかもしれない。RGB 個別にはその 1/3 の明るさとかかな。それでもモバイルプロジェクタの中では結構明るい方だろう。LED 寿命が 15000時間ということで、普通のプロジェクタの水銀やキセノンランプに比べると数倍の長さとはいえ、LED としては 30000時間レベルが良くあるので、ちょっと LED に無理させている感がある。
底面積だと、いつも持ち歩いているスマホ au HTL23 より、長さ方向がちょい短い。厚みは、倍弱あるが、この小ささ。スペック的には、本当に全てが１ランク上なので、信じられない所。ただ、このひとつ前の製品？が Taobao に出品されていて、解像度も VGA+ レベルで 100～200ルーメン。値段も sProjector よりは安い。評価はそこそこ良いようではある。やらせでないかはわからないが、一応製品を作る能力はあるということか。
ひとつだけスペックで気になるのは、1080p が 50fps っぽいという点。コメント欄で、60Hz への対応は検討する的なものが。いくら中国での開発とはいえ、エンジンは普通に対応しているだろうから、ちょっと考えられない所ではある。その他の懸念事項としては、次は 3D 対応した製品を次に計画している所。TI の提供しているエンジンを使えば、対応は簡単そうではある。
本当にカタログ通りの製品が出てきたら画期的だが、どうなるだろうか。
