Impress さんの記事。IT 化によってペーパーレスが進むと思われていたが、実際には、身の回りでは思ったほど紙の使用量は減っていない感じがしている。電子書籍をよく購入し、ノートの代わりにタブレット PC とペンと OneNote を常用している小生でも、紙で資料が渡される事が多い。紙の新聞を購読している時点で偉そうなことは言えないか。
それはさておき、オフィス内で再生紙を製造できるという興味深い製品である。一度紙を繊維レベルまでばらばらにして、それをまた紙に戻すとのこと。紙以外に多少の水と結合素材が必要なようだが、コスト的にはどんなものなんだろう。流石に大量生産された紙の大量購入よりかは、運搬コストを考えても高いとは思うが。
色付き匂いつき、厚みなんかも色々カスタマイズした紙を生産できるようで、そういう意味でも面白い。生産する紙の種類を変えるのにどれくらいの時間と無駄が生じるのかも気にかかる所。１枚単位で変えてもいいくらいだったら素晴らしいが、100 枚単位くらいでないと無駄が多くてもまぁ、使いみちは多そう。
エプソンさんだけに、さらにプリンタも一体化して、オンデマンドで紙を生産してプリントアウトして出てくる、しかもシュレッダー機能付き、とかなんか素晴らしい製品もできそうだ。
うちのそんなに広くないオフィスにも置けるくらい小さくなってほしいものだ。後は音と臭いは気になるかな。
