Impress さんの記事。Apple がタッチパッドに感圧センサーを組み込んで、押した圧力もユーザインタフェースに活かす方向性を押し出しているが、昨今はそういうのが流行ってきているのだろうか。
個人的には、ゲームのコントローラにアナログなレバーやボタンが導入されたが、それをほとんどうまく使いこなせていない。まぁ、ゲームの場合は、つい力が入ってしまって、最後まで押し込んでしまったりするので仕方ないのかもしれないが… ゆっくり進む場合も、レバーを半分倒す、よりも全倒しとニュートラルを高速に繰り返す、的な操作をしてしまいがち。
実際人間は、数ミリ以下のストロークの中で、思ったように強弱を操作することができるのだろうか。ストロークが問題ではなくて、指にかける圧力の大小の差が重要かもしれないが、それでも微妙な所。ただピアノだと、うまい奏者なら、かなり大きい音から小さい音まで弾き分けている。圧力やストロークだけでなく、押すスピードも拾うべきだろうか。そういうピアノなどの楽器も、強弱は、フォルテとかピアニッシモとか、数段階で、アナログというよりデジタルかも知れないが。
とはいえ、これだけたくさんのアナログなスイッチが多数並んでいるとなると、何か、これまでに無い用途に使えそうな気がしなくもない。楽器、ゲームはもちろん、多関節ロボットのコントロールとかにも良さそう。キーボードで操作する人型ロボットとか、かっこいいかも。QWOP がうまく出来る人じゃないと駄目かな?