ノート PC や 2-in-1 PC の I/O インタフェースを増やすために、ドックやクレードルが用意されている。それがワイヤレスでできるようになる製品が今後色々出てきそうだ。以前、hp からも WiGig を本体との通信に使った、ワイヤレスのドックが発表されていた。今回は、Dell から同様の WiGig を使ったドックが米国で発売されたとのこと。
仕様的には、Dell と hp と結構近い製品で、価格も近そう。ディスプレイ用に VGA と Displayport、Dell は更に HDMI で hp は Displayport。後、USB3.0 が 3〜4ポート、USB2.0 とかギガイーサ、音声入出力とか。盛りだくさん。ディスプレイは２台が接続できるとか。Miracast が 1 台しか接続できないので、複数台接続できるのは価値がありそう（Miracast とも同時使用できるのかな？）。
相互接続性も気になる所。Dell の PC に hp のドックを接続できるのだろうか。本体側の WiGig 通信チップは Intel のものと思われるので、ドライバさえあればなんとかなりそう？
ちょっと検索してみると、上記の写真とは違う WiGig なドックも Dell から出ているようだが…(Dell の製品ページ)。重さもちょっと軽くて平らな形状なので、持ち運ぶにはこっちの方が良さそうな。USB ポートとか少ないのかな。hp の方は、5/20 発売ということで、もうすぐ。Dell の方が米国では早かった。ただ、Dell は対応したタブレット PC を出してないようで（ノート PC はある）、hp は 2-in-1 の Elite x2 1011 G1 が対応しているメリットはある。まぁ、すぐ Dell も出してくるはず。
結構革新的な製品になりそうなのだが、接続までにかかる時間・手間とか、製品レビューを早く知りたい所。なかなかわくわくする新製品群だ。
Dell D5000 のレビューがあった（PC Magazine)。電波の到達性は余り高く無さそう。
