Impress さんの記事。両キャリアともなんかまたややこしさを増やすための手続き方法を発明したような。ひとまず、新手続きは、基本5月以降発売の機種のみ対応(au の Galaxy S6 edge SCV31 は対象)。docomo は以前から一部機種については SIM ロック解除対応しているが、それらはそのままらしい。
6ヶ月間はロック解除できない、とかいう制限も良くわからない。MVMO へ逃げるのを阻止するため? なんだか。もともと、docomo SIM な MVMO へは、SIM ロックの影響は小さかったし、au SIM な MVMO も同様。それらの間は SIM の流用は出来たとしても、制限が多すぎた。ところが、LTE データ通信の普及で、docomo と au (さらにはソフトバンク)間の端末の流用が現実的になってきてはいる。
ただ、VoLTE もキャリア間で繋がりさえしないようだが、端末レベルでの互換性はどうなんだろう。au は VoLTE と一緒にいくつかの新サービスを追加してきていたりする。まだまだ docomo と au 間は、距離がある印象だろうか。問題は、docomo とソフトバンク間かも知れない。ソフトバンクユーザでない小生は、このあたり調査不足だ。ソフトバンクで端末を購入して docomo で運用するとお得、とか、その逆とか。そういう事態が出てこないとも限らず。docomo は長期割引があるから、意外に何かあるかも。
後関係するは、海外の SIM の利用だろうか。海外旅行時に一時的に海外 SIM を使うのが簡単になるなら結構意味はあるかも知れない。日本製の端末が海外流出とかは余り需要は無さそうだし関係ないか。iPhone が日本から中国へ流れた話はあったが。
色々規制が緩和されて、携帯のサービスもユーザ本位で良くなっていくのを望むばかり。今回はその一歩といえるかどうか。