パソコン・メモメモ備忘録

気の向くままパソコン関係等で気になることを書き記す。時々更新!

HDMI2.0a

最近、映像関係の規格がどんどんでてきている気がする。Impress さんの記事。2.0a の目玉は HDR(High Dinamic Range) 対応。ULTRA HD BLU-RAY でも対応予定なので、HDMI も対応せざるを得ない。プレーヤーやテレビだけ対応していても、その間を繋ぐものが無ければ。

さて、HDR とは言ってみたものの、それは一体なんぞや、という点が気になる。上記記事では「CEA-861.3」参照した何か、ということで良くわからず。ちなみに CEA は Conumer Electonics Association という団体らしい。よくわかっていないのだが、HDR 自身は、ULTRA HD BLU-RAY と同様の規格になっているのではないだろうか。こちらについてはこの Impress さんの記事が詳しい。基本的に、RGB それぞれ 10 bit 整数で表現されるが、実際の輝度値には、とある関数で変換されるので、最大最小の輝度値の比は 2^10≒1000より大きくなるようだ(この記事では 1万:1)。

多ビットの RGB 値と言えば、 10,12,16bit の Deep Color というのが、数年前からすでに使われている(HDMI 1.3 あたり)。今更 10 bit? という気がしなくもないが、4K とか 120fps とかいう話もあるので、ここに余りデータ容量をかけるのも、ということかもしれない。

実際、人間の目のダイナミックレンジはどんなものなんだろうか。虹彩による絞り機構があるが、純粋に網膜はどんなものだろう。また、桿体細胞と錐体細胞があって、その感度も違うようだし、そんなに単純じゃないか。HDR な映像をどのような輝度値でテレビで表示するか、というのも、なかなか奥が深そうな話だ。

ということで、テレビを買い換えるのは、4K、HDR、高色域、高 fps あたりに対応したものが、そこそこの値段になってからがいいかなぁ。8K パネルはいらない気がするし(放送自体は 8K で、そこから好きな部分を 4K で拡大表示はありかもしれない)。