Impress さんの記事。PC をプロジェクタや大型画面にワイヤレスに接続する新しい技術。これまでの WiDi や Miracast は、同時には 1 対 1 で接続すること前提だったが、Pro WiDi では、複数の端末が表示装置に接続することを許すようなシステムらしい。ただし、基本は、切り替えて表示する。
セカンドスクリーンを、Pro WiDi で飛ばしていると、自分の画面が表示されていない時は、何がセカンドスクリーンにあるのかが、全くわからないので使え無さそう。手元で表示されている画面のミラーを電波で飛ばす、というのが使い道か。セカンダリスクリーンの縮小版をプライマリスクリーンの端っこの方にでも表示しておけば、なんとか使えるかもしれない。まぁ、そこまでマルチスクリーンに拘る必要は無いかも。
画面（表示する端末）の切り替えは、管理者がやるようにもできるとか。落ち着いた会議なら、管理者がなくても各々が画面を切り替えていっても良さそうだが、議論が白熱した時は、やじを飛ばすように、自分の画面を表示しようと、画面の取り合いになりそう。それはそれで面白いかもしれない。というか、どれくらいの時間で画面を切り替えられるのだろう。数秒間でもかかるようだと、ちょっと嫌かな。
すでに専用のアダプタが用意されているとのこと「ScreenBeam Pro Business Edition」。結構小さそうで、安かったら買ってもいいかなと思いつつ、初物なので高そう。$149 だそうな。PTV-3000 あたりが 5000円くらいなのを考えるとちょっとお高いか。というか対応する PC は Broadwell 以降のようだ。新しく PC を買い換えないと使えない… Panasonic から Pro WiDi 対応プロジェクタも出るとのことだが、単体では販売しないとか（Impress さんの記事）。まあビジネス向けだし。
会議で使ってみたいものだ。
