パソコン・メモメモ備忘録

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EPSON レーザー光源ハイエンドプロジェクタ EH-LS10000

Impress さんの記事。プロジェクタも、まだまだ進化するんだ、というのが実感させられる新製品の発表。とはいえ、レーザー光源のプロジェクタはすでに他社からも出ているので、特にどう、ということは無いのかもしれない。EPSON は E-TORL という独自のプロジェクタ用のランプを開発していたが、どんどんレーザー光源へ移っていくのだろうか。

JVC と同様?の画素ずらしによる 4K 表示に対応しているのも、なかなか興味深い。いくら開口率の高い反射型液晶でも、4K の解像度にはまだ課題があるのだろうか。そういう意味では、SONY はなかなか頑張っている、と言えなくもない。

レーザー光源だと、光学的な動的絞りを使わなくても、というか、より高速に元々の光源の強度を変化させて、ダイナミックレンジを上げることができるのも、LED なプロジェクタと同様素晴らしいポイントである。レーザー自体は、高速に変化させられるとして、蛍光体も同等の反応速度、ということだろうか。まぁ、白色 LED も蛍光体を使っているし、気にする必要は無いレベルなのだろう。

しかし、全黒表示時は光源を OFF にするというのは、いいのだろうか。今まで見たプロジェクタだと、全黒表示でも、レンズの中を直接覗いて光が見えないものはなかったが、全く見えないプロジェクタ、ということになる。電源が入っているのかどうかがわかりにくい。まぁ、他のランプ等で状態を示せばいいだけだが。割と、ランプが暖まるまで、と冷えるまでの間の区別がつきにくいな、と思ったが、レーザーなんで、5秒ですぐロゴが表示されるし、その心配も無いか。

気になるのは、冷却のため蛍光体を回転させるそうで、その音とか寿命とか。DLP プロジェクタのカラーホイールの音は、結構五月蝿い機種は多い。特に結構甲高いお都がしたりする。それほど高速で回転させないから問題ないか。

惜しいのは、やはり、擬似 4K な所。どんな光学素子を使って画素をずらしているのかわからないが、やはり、真の 4K からは色々劣る部分がある。SONY は量産しているわけだし、EPSON はきっと近いうちに出してくるんじゃないかなぁ。と勝手に思っておこう。

かなり個性的な筐体デザインが印象的である。狭い我が家にはまったくフィットしなさそうだが、広いリビングのお家には良さそう、とか。