「気になる、記になる…」さんの記事。SurfacePro3 や VAIO にデジタイザペンが採用されている N-trig 社が Microsoft に買収される、と。なかなか気になるニュースである。現在タブレット PC の筆圧対応のペンは、電磁誘導方式は WACOM か N-trig で、他にも静電誘導方式で NVidia や Toshiba+WACOM がメジャーな所か。そういや昔 PENZO というタブレットを買ったことがあったが、これはどの方式だったんだろう。
それはさておき、VAIO さんは今後どうするのだろう。すでに N-trig 搭載と謳っているタブレット PC を開発、発売待ちであるが。買収されても、他社にライセンスして欲しい所。
少し N-Trig を調べていて、WACOM のペンの欠点を知った。で、実際 Dynabook V714 で試してみたらそのとおりだった。まぁ、Samsung Series7 Slate の時から WACOM なタブレット PC を使ってきて、今まで気付いていないくらいなので、そんなにクリティカルな問題では無いのかもしれない。それは、勢い良く画面からはみ出る線を描いたり、逆に、画面外から中へ線を描くと、画面周辺部は線が引かれず、途中で切れる、という欠点。N-trig だと、ちゃんと画面端まで線が続くそうな。
多分、WACOM は画面サイズギリギリにペンの感知領域が設定されているが、N-Trig は、画面の外も結構領域内になっている、ということなんだと思う。V714 は他のタブレット PC より、サンプリング頻度が高いので、多少ましかもしれない（たいした差ではないが）。画面端で精度が低いのも気になるレベル。もっと画面外まで領域を広げて欲しいものだ。方式が違うので、画面外は難しいのかな。
