パソコン・メモメモ備忘録

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OLYMPUS 赤外線も同時に撮影できるイメージセンサ

Impress さんの記事。小生、こういう眼に見えないものが見えるようになる系の画像装置は大好きである。このイメージセンサは RGB カラーと同時に赤外線画像も撮れるものだそうだ。センサーを2層構造にして、上層は RGB、下層で赤外線を撮影する。赤外線フィルターでカットするのではなく、赤外線センサーの出力を、RGB から引くことで、同じ効果を得るというのが、なんか最近の流行にあっていていい感じ。センサ自体はできるだけたくさんの情報を取り込んで、後の計算で必要なものだけ取り出す的な。

積層イメージセンサといえば SIGMA のカメラに搭載されている Foveon センサーが思い出される。そういう意味では、積層するというところには、インパクトは小さいかもしれない。積層されたセンサをどう使うか、というのには、まだ色々バリエーションが考えられそうではある。

両方の層とも3波長のセンサーとして使えば、合計6波長のセンサーにもなるとのこと。究極は多チャンネルのスペクトルで撮影できるセンサーが理想だが、そこへの道として、6波長も役に立ちそうな気はする。4K、8K、HDR とテレビが進化する中で、色域の拡大がなされていくようだが、所詮3原色。6原色センサーでその辺りを更に強化するのもありかも。より精度高く、色々な色域に対応できるカメラになるとか。

基本的には、医療系くらいしかすぐに活用できる分野は無いのかもしれないが、一般的になってくれば活用方法が色々でてくるかな?