パソコン・メモメモ備忘録

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SMR 技術で 10TB HDD

Impress さんの記事。個人的には、最近安くなってきた 4TB HDD を増やしつつある今日この頃であるが、世の中はすでに 10TB HDD が市販される時代に入っていたらしい。

ただ、ここで投入された SMR 技術を使った HDD は、これまでの HDD とちょっと違うようだ。ファームウェア等で、外側から見たらこれまでのものと同じように使えるようにはなっているのだが、書き込みに必要な時間等を比較すると違ってくるはず。

要するに、これまでの HDD と比べると、書き込み時には、これまでより大きいブロックサイズが使われるということ。これは、どっかで聞いた話だなぁ、というと、フラッシュメモリがまさにそんな感じ。こちらこそ結構大きいブロック単位で書き換えるメモリの代表者みたいなもので。

大容量化を突き詰めていくと同じようなところに行きつくのだろうか。まぁ、ブロック単位になる原理は多少違うわけだが。読みだしと書き込みとで差がある、という点は同じだろうか。SMR HDD の場合は、ヘッドの大きさが違うのが主原因。フラッシュの場合は… そういやなんでブロック単位でしか消せないのだろう。ビット単位に消せるようにすると、構造が複雑になって、かなり集積度が下がるとか?

まぁ、これだけの大容量をランダムにアクセスするよりは、巨大なファイルの出し入れに使う事の方が多いだろうから、ほぼシーケンシャルなアクセス前提でも、価値があるということだろう。ほんと 10TB なんて、とんでもない容量だなぁ。