パソコン・メモメモ備忘録

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デスクトップの録画

アプリの操作画面、ゲームのプレイ画面等、デスクトップを録画したい場合がある。その際に使えるソフトは色々あるようだ。ゲームの場合は、DirectX の全画面モードが特殊なようで、対応していないソフトがあったり、逆にそれに特化したソフトがあったり。ひとまず、DirectX を考慮しない場合、メジャーなのは、BandiCam と AmarecTV だろうか。

ただ、注意すべきは、デスクトップ画面をキャプチャする機能と、それを圧縮するコーデックとがあること。前者については、画面の対象領域の指定や、ウィンドウの指定がやりやすいことと、どのくらいの性能で取り込めるかが重要か。コーデックの方は、画質と圧縮効率、圧縮処理負荷(速度)あたりがポイント。また、キャプチャしたデータをコーデックへ受け渡す効率も、ソフトの性能になってくるだろうか。

小生が最近使っているのは、AmarecTV と AGDRec。あと BB FlashBack というソフトも使った事がある。マウスカーソル表示のハイライトが出来たり、有料版なら編集も。個人的には、デスクトップ録画以外にも、HDMI キャプチャカードの制御にも使ったり、AmarecTV が慣れている。ただ、インストールはかなり面倒。まず、AMV4 をインストールして、AmarecTV 本体もダウンロードして、live の設定も必要。

コーデックとしては、AmarecTV は有料の AMV4 が推奨。AMV4 も結構性能が高いコーデックらしいが、無料の UtVideo を使っている。結構開発もアクティブだし。

フル HD をキャプチャする場合、無圧縮だと RAID じゃない普通の HDD では速度が間に合わない(最近の SSD なら大丈夫かも)か厳しいレベルなので、可逆圧縮コーデックを使うのがオススメ。HuffYuv や UtVideo がメジャー。ただ、これらは、中間形式として、最終的には H264 な mp4 に変換している。配布先に合わせて、圧縮率を変えて色々作ったりするので、オリジナルとしては可逆圧縮にしておくのが安心。H264 への圧縮は、多少の編集も含めて AVIUTL + x264plugin がお気に入りである。

ただ、NVIDIA DSR の録画や、手っ取り早く H264 のファイルを作りたい時は、USB HDMI キャプチャデバイスの AVerMedia C875 を使うこともある。ハード的には PC とディスプレイの間に挟むように接続するだけでいいので簡単。後は、キャプチャする PC(録画する PC でも他の PC でも)に専用ソフトをインストールするだけ。1280x1024 なんかでもキャプチャできる。録画される PC への負荷がほとんど無いのが嬉しい。タブレット PC でのタッチパネル操作を録画する場合も、HDMI キャプチャが一番かな。タッチの視覚的フィードバックを ON にしておけば、マルチタッチの操作も見えるし。

DirectX 系の録画には、うまくいったりいかなかったりがあるようなので、色々調査が必要そう。HDMI キャプチャで頑張るのが簡単そう。DCTP には注意が必要だが。

ロイロゲームレコーダーというソフトも結構良さそう。録画時の負荷が小さいらしい。MotionJPEG しか使えないのが微妙だが。白地に赤文字とかがどのくらい潰れるか、辺りは気になる所。