パソコン・メモメモ備忘録

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iPad をサブディスプレイにする 「Duet Display」

ITmedia さんの記事
これはなかなか期待できそうなアプリである。要するに USB 接続のディスプレイを iPad で再現している感じか。ただし、長時間持つバッテリは搭載されているし、解像度もかなり高いので、ユーザビリティは良さそう。

iPad 側は、Mac から送られてきたストリーミングの動画を再生するだけ(多分タッチパネルは対応してない)。遅延0を謳っているので、独自のコーデックを使っているのだろうか。H264 辺りを使っていると、GOP 間隔があるので、画質と遅延はトレードオフ。とは言え、フレーム間差分を使わないコーデックだとさすがに厳しそうだし、どうなんだろう。確か、Lightning は USB2.0 レベルの転送速度だったはず。

Mac の方は、仮想ディスプレイを作って、iPad へストリーミングしないといけないので結構処理内容は大変そうではある。GPU の H264 エンコーダが利用できれば、CPU 負荷はだいぶ減らせそうではあるが、その場合、GPU のエンコーダを使うエンコードソフトは使えない、ということかな(最近の GPU はマルチストリームを同時にエンコード出来るかな)。

通信プロトコルがわかれば、AndroidWindows タブレットでも同じことが出来そう。というか、すでに色々あるか。

やっぱり遅延 0 は信じられない、ということで、公式動画を見てみたら、やはり多少の遅延はあるようだ。ディスプレイをまたいでウィンドウを移動した際に、サブディスプレイの遅延のために一部表示されない領域ができている。結構小さく抑えているが、知覚できるレベルだと思うがどうなんだろう。

職場の iPad でちょっと試してみたいが、有料な所が…