先日の QUMI 新製品が微妙なタイミングに感じたのは、このニュースのせい。マイナビさんの記事。とは言え、搭載製品は、来年の前半には出てきそうな感じだが、ちょい先ではあるし、価格も現行の HD のものとは差を付けてくるだろうから、この QUMI シリーズにも魅力は有る。
でも、やはりネイティブ 1080p のは捨てがたいものがある。もう、小型のプロジェクタで、欠点と感じる部分はほとんど無くなる気がする。まぁ、レンズシフトやズーム、明るさには、差があるが、この辺りは運用でなんとかなる部分。解像度も贅沢をいわなければ、それらと同列かも知れないが、細かい文字の視認性や、パッと見の精細感は、なかなかカバーできるものではない、と思う。
と言いつつ、DLP pico HD は、斜め画素で、実際の画素数は HD より少ないのでは疑惑がある。実質の画素ピッチは、2の平方根倍の大きさのはず（面積で２倍）。これは結構詐欺っぽい。細かい文字の表示は、潰れやすくなってしまうし。
とは言え、これだけの解像度をこの大きさに詰め込んだ、高コントラストのパネルという点では、DLP システムが唯一と言えそう。レーザースキャン方式のプロジェクタもあるが、まだ高解像度の実製品は出てきていない。
他の方式のプロジェクタも頑張ってほしいな。
