パソコン・メモメモ備忘録

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ユーザフォルダーのコピーで失敗

新しい PC 購入や OS バージョンアップ等で、新規の環境を構築する場合、いつもユーザフォルダーを既定の場所から移動している。既定では、C ドライブに作成されるが、システムとデータは個別にバックアップを取りたい(頻度を変えたい)のが理由。システムは SSD で、データは HDD、みたいな使い分けをする場合もあり。

Vista 以降は C:\Users の下にユーザーのフォルダーがある。これを、例えば D:\Users の下に移動する。作業は、C:\Users の下の対象のユーザのフォルダをコピーして、C:\Users の方はリネーム、mklink /J C:\Users\Dareka D:\Users\Dareka みたいにジャンクションを張れば OK。Users 自体を移動する方法もあるが、D: パーティションが壊れても、C:\Users に移動しない Administrator 権限のユーザアカウントを残しておけば、何かと安心...

という風に話は簡単..なはずだったのだが、コピーを甘く見て失敗してしまった。対象ユーザはログオフして、対象ユーザ以外のアカウントでログオンして、対象ユーザのフォルダーを普通にコピーしたのだが、それがまずかった。ユーザフォルダーの所有者等々、何かセキュリティや権限関連の情報が変わってしまったらしい。対象ユーザで、普通にログオンできるのだが、アプリの設定を変えても保存されなかったり、何かと原因不明でプログラムが落ちる現象が起こった。あまりに不安定だったのだが、しばらく使ってしまった。Win8.1 は不安定だなぁ、なんて思いながら。

結局、上記原因に気がついたので、ユーザ環境をもう一度1から作りなおして、事なきを得た(はず)。ユーザフォルダーのコピーの仕方が重要。ACL 情報(というのかな?)を保持したままコピーすることが大事らしい。

コマンドプロンプトXCOPY /e/c/h/k/o とか、ROBOCOPY /COPY:DATSOU とかするのが良さそう。小生の場合は、Acronis TrueImage で一度バックアップを取って、別の場所にリストアする、という方法で行った。これが確実で速い気がする。XCOPYROBOCOPY は結構遅い。

ということで、安定して Win8.1 が使えるようになってきた。
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