パソコン・メモメモ備忘録

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hp が 3D プリンターに参入

TechCrunch さんの記事。普通の?プリンタで世界的に大きいシェアを持つ hp が 3D プリンタにも参入、というと、プリンタつながりで予想通りとも言えるし、3Dプリンタの 2D プリンタとの違いからインパクトが無くもなかったり。

小生も、昔から色々プリンタを買っている。最初は、感熱紙にポチポチドットを打つような PC-6021。目で数えられそうなドットだった。次は熱転写 PC-PR101T。24 ドットの漢字フォントに驚愕した... その後は 600dpi とかの世界に入って、ドットがじっくり見て見えるかどうかになった。

安価な3Dプリンタも同様の道をたどるのだろうか。今は、プロッタな感じの印刷(というか成形)方式だが、数十ヘッドが並ぶようになったりするのかな? そのうち 1000 ヘッドが並んだり。

材料も、現在一番低コストの3Dプリンタは、太いワイヤー状のものを一本(とか数本)ヘッドに送り込んでいるが、もっと細いものがヘッド数(ひとまずは64本とか)送り込まれるようになるのだろうか。ヘッド毎の消費量が違うだろうから、多少のバッファ(ワイヤーのたるみ)と、消費量を平均化しつつ出力速度を最適化するアルゴリズムによって、高精度で高速な出力が期待されたり。

ヘッドも、もっと短い時間で材料の吐出を ON/OFF できる画期的技術が出てくるかもしれない。そうなったら、CMYK の材料を使ってディザリングでフルカラー的なプリンタもできそうな。まあ、粉末系の3Dプリンタでは、すでにできていることではある。

レーザープリンタの機構を使った 3D プリンタも出てくるかな。材料は色素(顔料?)を樹脂でコーテイングしたトナー(って、今のレーザープリンタと同じか)。これを何度も印刷して積層していく感じで。一分間に10枚とか出力できるレーザープリンタなら、1分間に 10 層重ねられると。層厚のコントロールが難しそうではある。

インクジェットの樹脂インク版のプリンタはあるみたいだが、高価らしい。レーザーで硬化させるとか。光硬化樹脂を使う 3D プリンタは出力が速いものが多い。精度が高くて、表面がスムースなものも出来るのは素晴らしいが、まだ個人には手が届かない。

さて、2Dプリンタのように、色々な方式の3Dプリンタがしのぎを削ることになりそうだ。