Gigazine さんの記事。結構色々な所で取り上げられているようだが、反アップルな小生には、凄さがわからなかったり。自動車に画面とタッチパネル、音声の入出力、その他専用コントローラを用意して、iPhone からそれらにアクセスできるようにするシステムだろうか。標準規格を作るのではなくて、自社技術で囲い込もうとする所がアップルらしい？ 自動車側には、メインのプロセッサは配置しないのだろうか。まぁ、iPhone があれば必要ないといえば無いか。
車速センサやスピードメーター等の情報も iPhone に送られて、ナビゲーションの精度が上がる（特に GPS が効かないトンネルの中とか）なら結構うれしいかもしれない。後は、できるだけハンドルから手を話すこと無く、iPhone が操作できればいい、ということだろうか。エアコンの操作も自動車のタッチパネルで出来るようになる、という事らしい。iPhone が無いと使えないのだろうか。その辺の必須機能は、iPhone 無しでも操作可能になっているとは思うが。
アメリカは、日本以上に車社会だから、自動車車内機器のスマート化のシェアを取れると結構その影響力は大きいかもしれない。Android 端末も同様のものが出てくるようだが、自動車メーカーにはどちらでも使えるようにしてもらいたいものだ。これまで、高機能化や通信機能の取り込みが進んできたカーナビメーカーは、今後どうしていくんだろうか。
携帯端末の高性能化により、自動車自身にもインテリジェント性を持たせる必要がどの程度あるか、という話になってきそう。ただ、携帯を自宅や職場に忘れてきて、自動車では最低限の機能しか使えなくて困ってしまう、みたいな事例も考えると、自動車自体にインテリジェント性があった方がいいような気もする。まぁ、通信がもっと高度化して、インテリジェント性は全てリモートのサーバ側に持つようになるかもしれない。個人的には、自動車自身にインテリジェント性を持たせる方向が進むように思えるが、はてさて。
