パソコン・メモメモ備忘録

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JEITA、ノートPCのバッテリ動作時間測定法を改訂

Impress さんの記事。これは結構興味深いニュースだ。ノート PC のバッテリ持続時間(というか、無給電での使用可能時間?)は、重要な性能指標であるが、今ひとつカタログに書かれている数値は当てにならなかった。実使用で近い体感の場合もあれば、そうでない場合も。最近だと、SurfacePro のバッテリは余りに早くなくなるのが印象的だった。まぁ、想定以上にヘビーな使い方をしているからだろうが。

個人的には、フルパワーに近い状況で使った時のバッテリー持続時間もカタログに載せて欲しい所。動画再生とか、最近の PC だと、GPUデコーダでちょいちょいっとやってしまうので、余り参考にならない。とは言え、通常の使い方とは余りに違うので、色々まずいかな。ヘビーなベンチマークプログラムを実行した際の、平均スコアと稼働時間を発表してもらうのがいいか。高性能な CPU を載せているせいで、稼働時間が短かったりしても、それがユーザの目的に合致していれば問題ないわけだが。また、排熱能力の違いで、高性能な CPU でもクロックが抑えられて、ベンチマークスコアが低いが、稼働時間が長かったり。その辺の状況もわかるなら、色々意味があると思われる。

ただ、動画再生や 3D CG では、画質や音質という中で、特別な処理を行っているものが不利になったりはしそうで難しい。ディスプレイの明るさだけでなく、色の綺麗さ等も考慮しだすとうまく比較するのは難しいかも。とは言え、フルパワーに近い状態と軽いオフィス系のソフトでの二つの指標は必要かと思う、がどうだろうか。

今回の改訂で、プリインストールソフトが入った状態で&プリインストールソフトを使った結果が要求されているのは、面白い。これで、プリインストールソフトが淘汰されて、バッテリの消費につながる無駄なソフトが省かれるのはいい傾向に思われる。はてさて。