パソコン・メモメモ備忘録

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ITGマーケティング Samsung SSD 840 EVO 製品モニター 当選 !! レビュー(1)

なぜかITG マーケティングさんのモニターに選ばれてしまった。当選のメールが届いて、モニターの意思確認があって、Samsung SSD 840 EVO 120GB が送られてきた! ということで、レビューをしていく事になった。搭載するのは Samsung Series7 Slate(通称 S7S)、タブレット PC だ。小生が毎日のように持ち歩いてヘビーに使っているもの。かれこれ2年間以上使ってきて、ガタが来ていて新しい機種に乗り換えたい所だが、最新の SSD でどう変わるかは興味のあるところなので、もう暫く使ってみることにする。

早速開封。

パッケージは渋目のデザイン。本体は PET のケースに入っていて、「Samsung SSD activated」のシールが2枚付いている。PC に貼り付けろ、ということか。

まずは、SSD 交換前のベンチマークを取っておく。元々搭載されている内蔵 SSDSamsung MZ-MPA128HMFU。128GB の SSD で、多分 SATA 3Gb/s までの対応。ベンチマークはそれっぽい結果に。ベンチマークには CrystalDiskMark を使った。

512K の Write の結果が Seq の Write より良くなっているのが謎だが、キャッシュの効き具合の関係だろうか。2年間使い続けた上に、8 割以上の容量をすでに消費している(空き容量は2割未満)関係か、結果は安定しないのだが、実使用時の性能ということで気にしないことにする...

次に、内蔵 SSD の中身をそっくり 840 EVO へコピーする。まずは、mSATA SSD を 2.5 インチ SATA ドライブにできる mSATA-SATA アダプターと、USB2.0-SATA 変換アダプターを使って、840 EVO を S7S に接続した。コピーには、毎日 S7S のデータをバックアップするのに使っている Acronis True Image 2012 を USB メモリからブートして行った。

USB2.0 経由で 100GB 近くをコピーするわけで、結構時間はかかった。Acronis True Image は転送速度が速いので愛用しているのだが、ハードの限界は仕方ない所。30MB/s でコピーしても 1 時間近くかかってしまうわけで。

そして、いよいよ SSD の換装である。S7S の裏蓋は一度開けているので、やり方はわかっていつつもなかなか手間は掛かる。840 EVO の入っていた透明 PET のケースが、想定外にこの作業の役に立った。裏蓋を少し持ち上げた隙間に、この PET のケースの端っこを差し込んで、ひとつずつ裏蓋を止めている微小なフックを外していく。S7S 本体を傷つけるほどは固くなく、それでいて腰がある素材なので、こういう作業にぴったり。たまたまだが。そうこうして、裏蓋を外して、ネジで固定された 古い SSD を外して、840 EVO に換装。また、裏蓋をパチパチと閉じて完了だ。

ここで、電源を ON!。何事も無かったように普通に S7S の Windows7 は起動した。起動中の横に流れるバーの表示が消えるのが微妙に速かった気がしたが、新 SSD の効果だろうか。ブラシーボかも。とにかくまずは、ベンチマーク

あれ、確かに旧 SSD に比べると性能が向上している(特に Write)が、この程度?という結果に。で、ふと気づいたのは、SATA 3(6GB/s) になっていないのでは? という点。そこで、BIOS の設定をみると、SATA3 が OFF になっていた...大ボケ。ということで、再度ベンチマークの取り直し。

これよこれ、これこそが最新 SSD の威力。あっさり旧 SSD の倍以上のスコアを叩き出す。素晴らしい。何もかもが軽く上回っている...容量以外は...(涙) モニターなんで仕方ないが、128GB→120GB への移行で少し容量が減ってしまっている。でも、ひとまず気にしないことにしよう。ちなみに、上の方の旧 SSDベンチマークは、SATA3 を ON にした状態で取り直したもの。折角閉めた裏蓋をもう一度開けて、SSD を交換して、ベンチマーク取って、SSD 交換して、裏蓋を閉めて...あぁ面倒だった。

ということで、ひとまず SSD の換装は完了した。これからは日常使いで、何か変化を感じるかどうかを追々レポートしていこうかと思う。ただ、今の所、それほどこの SSD 速度の違いを体感できていないのだが.. はてさて。

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