新しい Bluetooth の規格 4.1 が来月リリースされるとのこと。Impress さんの記事。Bluetooth 機器が直接 IPV6 をしゃべることが出来るようになる(IP V6 のプロトコルに則った通信が行えるようになる)そうだ。無線 LAN のルータのように、Bluetooth 4.1 に対応したルータに接続すれば、直接 Bluetooth 機器がインターネットに接続することも出来ると。
無線 LAN(Wifi) との住み分けがよくわからなくなってくるが、Wifi より簡単な仕組みで、より省電力でありながら、IPV6 で通信できるもの、といったものになるのだろうか。最近は、デジカメなんかにも Wifi が搭載されるようになってきたので、Bluetooth との役割分担の境界が曖昧になりつつある状況のような気がする。Bluetooth のペアリングも、Wifi の WPS に近いものに思うし、通信速度と消費電力、1:1 通信のみ、みたいな所で差別化か。
記事にも書かれているように、なんでもネットに繋がる時代がやってくると。IPV6 の広大なアドレス空間の価値も出てくるし。本当に砂一粒一粒まで、といった世界になるのかもしれない。便利なのか不便になるのか良く解らないが。