ニュースリリース。
ウリ文句が大層すぎて、凄い技術のようにみえるのだが、実際そうなのだろうか。単にパンフォーカス的な RGB カメラ２台と、ステレオマッチングして奥行き情報を計算するチップをまとめて１モジュールにしているだけのような気がしなくもなく。
後からピント合わせ、というのもうそ臭い言い方。どちらかというと、後からピント外し、じゃないのだろうか。焦点の合う距離以外をぼかす処理を入れるのだと思うが。Lytro とは全然違うわけだし。
500 万画素のカメラ２眼で 1300万画素、というのもウソっぽい。まぁ、最近は超解像技術が色々発達しているので、２眼だと、より色々できる、ということだろうか。解像度チャートとか同程度の結果がだせるなら凄い。
まだ、モジュールは完成していないのかな。サンプル出荷が来年１月だし。エミュレーションでもいいので、どんな画像が得られるのか、たくさんサンプル画像を出してほしいものだ。まぁ、実物ができてからでいいか。できれば、平坦で均一な面を持つキューブを撮影してきちんと奥行き情報が出せるのかとか、提示して欲しい。
個人的には、原理的にステレオマッチングは無理な所も多少は残るので、TOF 方式のレンジセンサに期待している。Kinect2 が楽しみ。Foveon みたいな積層センサで、TOF も RGB もとれる画像センサができたら素晴らしいのだが。できれば、３眼ステレオで。なんて贅沢。
