パソコン・メモメモ備忘録

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PQI Air

NTT の光ネクストのポイントが貯まっていたので、以前から興味のあった WiFi 機能付きの SD カードの一つ、PQI Air と交換してみた。microSDHC 16GB 付きのもの。32GB 付きのもあったが、さっさと WiFi で転送するからいいか、とか。

カメラは CASIO EX-ZR100。EyeFi の対応機種表では、非対応になっているので、こういう系とは相性が悪い可能性がある、と思いつつも試してみた。結果は、とりあえず WiFi 経由の写真のダウンロード等はできることを確認した。実際やってみると、なかなか便利そうな感じ。

カメラの電源を入れて、しばらくすると(10〜20秒くらい?)、Samsung Series7 Slate や au ISW13F の WiFi AP リストに PQI Air card が現れる。それに接続すると、microSDHC カードの中身にアクセスできるようになる。ブラウザからだと 192.168.1.1 に。ISW13F の場合は、アプリを GooglePlay からインストールして、それも使える。このアプリ、自動で WiFi に繋ぐ機能は無くて、先に WiFi を接続しておいて使う感じ。折角アプリなのに。

ブラウザやアプリで microSDHC カードの中を開くと(ブラウザだと Pictures の下)、写真のサムネール一覧が開ける。これって、枚数が少ない時はいいが、枚数が増えると開くのに時間がかかるんじゃないだろうか。それはさておき、この一覧から、写真をダウンロード出来る。アプリだとアップロードもできるようだが、まぁ、使わないか。また、アプリだと、一覧から複数選択して一気にダウンロードができたりするが、ブラウザだと、ひとつずつ順番にクリックしていく感じ。ただ、どちらにしても、一枚ずつ順番に、という風ではなく、一気に複数の写真をダウンロードし始める。ここは、1枚ずつか、せめて2枚程度に抑えて方がいいんじゃないかと思ったり。

転送速度は、予想より結構出て、1MB/s くらいは出てるだろうか。まぁ、USB カードリーダに直結した場合は、1桁速いわけだが。

これで、問題なく SD カードを抜かなくてもカメラから写真を取り出せる。スマートフォンしか持ってなくても読みだして SNS にアップロードも、まぁ、できなくもない。

一応、最新のファームウェアにアップデートしておいた。ちなみに、その際、メモリカードリーダを使うのだが、100均のリーダのせいか、書き込みの調子が悪かった。最初はすすっとコピーされるが、途中で止まってしまう。仕方ないので、microSDHC を取り出して、それをカードリーダに挿して書き込みすれば大丈夫だった。なんか相性があるっぽい。

後は、WiFi に一応パスワードを設定しておく。近くにいる人に勝手に写真を見られるとまずいので。

ちょっとググってみると衝撃的事実が(大げさ)。この PQI Air カードは、WiFi 付き Linux マシンだったと。「ひとりぶろぐ」さんの記事「デジカメ内部でRubyを動かす狂気!無線LAN内蔵SDカードアダプタPQI Air Cardの間違った使い方」。SD カードのサイズの中に、Linux マシンと WiFi と microSDHC スロットが入っていることになる。値段もそれほど高くない、というか安い。

世の中すげー。