ようやく春の気配がしてきた今日この頃だが、Panasonic から新しい扇風機 F-S1XJ が発表された。プレスリリース。ダイソンの扇風機やそのパチもんも、ハート型とかもはや扇風機には全く見えないが、これもインパクト的には近いものがある。
ポール状の扇風機。クロスフローファンの扇風機もポール状のものがあるが、ポールというよりタワーというべきで、内部に回転する円筒状のファンが入っているので、そこそこ太い。この F-S1XJ はかなり細くて、ポールの中はほとんど空っぽで、一部、スリットとループ構造が作ってあるだけらしい。
スリットから左右に向きを変えながら風が出てくるとか。ただ、その幅や周期は多分、自由にはコントロール出来ないんじゃないだろうか。余り幅は無いのか、首振り機構も付いている。この流体素子による風向の振幅は、微妙に風を揺らせる程度なのかもしれない。
ダイソンの Air Multiplier 的な、吹き出す空気量の数倍の風を起こしたりはするのだろうか。左右に揺れるのはいいのだが、本来の涼しく感じる部分のパワーというか実感がどの程度なのか気になる。フルパワーでもそよ風レベルだと目も当てられない。
5/20 発売ということでまだまだ先だがなかなか興味が惹かれる扇風機だ。
