Android 端末もここまで色々できるなら、一つやり方を確認しておきたいのが、Linux サーバの面倒を見る作業のやり方。小生の場合は、SSH でログインできて Shell が操作できればひとまず OK。ということで試してみた。そのためには三つの課題がある。一つは VPN 接続。次に ターミナルソフト。最後にソフトキーボード。とりあえず前の二つについて試してみた。
ISW13F の Android 4.0.3 では VPN 接続が標準で入っている。設定すれば PPTP で接続できる。お気楽だ。で、実際やってみたら、結構あっさりつながった。PPTP には最近脆弱性が見つかったようで、使っていいのかどうか微妙なところではあるのだが。
問題は、VPN 設定の画面に行くまでに認証ステップがあるのだが、指紋認証では先に進めない。認証に失敗しているわけではないのだが（登録してない指だと、「一致しない」メッセージが出るが、登録した指でメッセージがでなくてもダメ）。仕方ないので、暗証番号入力で先に進んだ。バグなのかなぁ。
さて次は、ターミナルのアプリ。今回は ConnectBot を使った。とりあえず ユーザ＠サーバ名を入れてログイン。最初、文字が小さすぎて読めない状況だったが、サイズを変更して横 120 文字を 80 文字に減らすとなんとか読めるようになった。小生の場合、初期状態でもメガネを外して至近距離で見れば読めなくは無いが、それはさすがに不便。720 ピクセルを 120 文字ってことは 6ピクセル/文字で、さすがにちょっと少なめなのもある。
そして問題は、キーボード。まずは、標準の NX!input でやってみた。英文字は入力即確定モードに変更すれば、なんか良い感じ。カーソル上下は左・右のボタンを上/下にフリックすれば OK。なのだが、TAB キーと CTRL が押せないのはかなり厳しい。一応キーボードを戻るボタンで消して画面をタッチすると、CTRL と ESC キーが出てくるので、なんとかできそうな気はする。しかし、CTRL, ALT がないキーボードはやはり辛い。HackersKeyboard というのが良さそうなので今度試してみたいと思う。ConnectBot 横画面には対応していないっぽい。横画面の方がキーボード打ちやすそうなのだが。
サイズ強制で、80x25 辺りにすると、NX!input とターミナルの画面の間に CTRL と ESC が出るようになった。これならなんとか操作できるかも。TAB キーは CTRL+I で代用したり。CTRL ボタンを出すために何もない所を一度タップしないといけないのが、結構ストレス。やはり良いキーボードを探すべきか。
