ちょっとびっくりなニュースだ。公式プレスリリース。今回びっくりな点の一つは、発売日前日に通達が回ったらしい点。発送が間に合わなくて、届いている人もいるところだろうか。実際に発送してみて初めて、運搬による不具合の影響の大きさが分かった、ということなんだろうか。実際に届いても動かない人もいるらしい。
ただ、色々な憶測もネットでは流れている。最初に流れていたのは TS 抜きできてしまうのが回収の理由じゃないか、というもの。だが、これはさすがに考えにくい。ひとまず簡単には抜けないようになっているっぽいし、ソニーがそんなミスをするはずもない。
次に流れているのが、添付の B-CAS カードが、有料放送も契約なしで見られるように書き換えられるタイプのものだから、というもの。実際手に入れた人は B-CAS カードがそうであるレポートしている（現在出回っている B-CAS カードはほとんどそうらしいのだが）。こちらはなんとなくそれっぽい。ここからは、ネットに流れる情報の何を信じ、何を信じないか、という話だが、HDD の故障というのは取ってつけた理由で、実はこちらが本命とか。HDD 故障のレポートは、ソニーが色々レポーターに依頼したり、twitter にもわざと流してたりして。何台かは本当に故障したものもあるかもしれない。
ファームウェアのアップデートも延期したのが怪しい。すでに手に入れた人のためにも、アップデートは公開すべきかと普通は思う。が、書き換えた B-CAS カードを検知して弾く機能を入れるために、公開を延期しているとか。しかし、どうやって弾くか。技術的なことは分からないが、期限が無駄に長いものを蹴る？ 契約チャンネル数が多いものは蹴る、とか。後者は実際に契約している人はいるだろうが、少ないからクレーム対応は簡単？ とは言え完全な判別方法は無さそう。その辺が解析されるのを防ぐために、HDD の故障にしているのかも。
壊れている nasne の HDD を解析する人も出てくるだろうか。不具合の詳細情報が出てくると、なにかおもしろい事がわかるかもしれない。というか、すでに届いている人は回収しない、というのもどうかと思ったり。同じ不具合を潜在的に持っている可能性が高いわけだし。録画していたものが突然見れなくなったユーザは大変だと思うのだが。一部のものだけならシリアル No. 限定で、代替品を送って回収するとかすべきかな。
まぁ、妄想はこのくらいにしておいて、早くこの件が終息することを期待しておこう。
追記 : Impress さんにも不具合 nasne の記事が出ている。HDD がおかしそうなのは確か。
