注目度の高いデジカメ、SIGMA DP2 Merill いよいよ発売されるようだ。最近全然チェックしていなかったのだが、実写サンプル画像が Web ページに掲載されていた。相変わらず期待通りのシャープな画像が撮影されている。被写体の輪郭が、まるで CG でアンチエイリアスをかけたような感じ。微妙にジャギーさえ感じるほどのシャープさだ。このレベルの画像は縮小したりしない限り、このシリーズのセンサを搭載したカメラでないと実現できないと思われる。
センサもそうだが、レンズもかなりのものだ。単焦点でズームの無いレンズではあるが、そのかわり色々凝っているそうな。センサの能力を引き出せるレンズのようだ。
感度に関してはまだ改善の余地はあるようだが、この高精細な写真の使い道が、是非とも手に入れて使うべきカメラかと思われる。しかし、ここまでの画像何に使うべきだろうか。まぁ、ここまでのカメラが 10 万円を割る値段で購入できるとは、時代の進歩は素晴らしい。
何度も書いているが、この高精度な画像は、マシンビジョンにもふさわしいように思える。２台使ってステレオ画像を撮影すれば、これまでよりも高精度な奥行き情報が得られたりしないだろうか。
とりあえず、技術の進歩にワクワクしておくことにしよう。
