パソコン・メモメモ備忘録

気の向くままパソコン関係等で気になることを書き記す。時々更新!

VMWare Player で WindowsMe を動かす

先日書いたとおりWindowsMe な PC を復活させようとしている。まず、仮想 PC で復活させることを試してみた。色々とライセンス的に問題があるような気がするのだが、ひとまず、テストということで...

仮想環境としては VMWare Player を使うことにした。バージョンは、4.0.3 が最新だった。色々登録しないとダウンロード出来ないのが面倒。小生、結構色々なことに VMWare を使わせてもらっている(当ブログ内検索)。一本くらい買うべきかも。

それは置いておいて、結論としては、なんとか動かすことができた。WindowsMeアクティベーションも無くてありがたい。インストールされていた MS Office は、ダメっぽいが。

まずは実 HDD を仮想 HDD に変換する。今回は、最初に Acronis True Image でバックアップをとっていたので、それを vhd 形式に変換することにした。Plus でないとこの機能はついてないのかな? disk2vhd というツールもあるらしい(@IT さんの記事)。tib ファイルだと 10GB くらいのものが、vhd にすると 17GB 余りになった。tib はうまく圧縮がかかっている様子。

次に VMWare Player で仮想 PC を作成する。後で OS をインストール、にして、ゲスト OS は迷わず Windows Me。HDD の容量は適当に設定。後で、この HDD は仮想マシン設定の編集で削除して、さっきの vhd ファイルをハードディスクとして登録する。ハードウェアで追加でハードディスクで既存の仮想ハードディスクで vhd ファイルを指定する。

後は、仮想マシンを再生すれば OK。最初の立ち上げ時は、様々なドライバのインストール作業が延々続く。PCI ブリッジ系のドライバが(多分同じ名前のもの?)10回以上出てきたような。根気よくインストールし続けるしか無い。最初、無限ループに陥ったと思って、仮想マシンをリセットしてしまった。が、結局すべてのドライバを OK しないと先に進めなかった。

セーフモードでたちあげて、VMWare tools をインストールすればドライバがさくっと入ってくれるかな、と思ったのだが、セーフモードだと CD ドライブが認識されず、VMWare tools はインストールできなかった。残念。全てのドライバを入れて、一度、WindowsMe が普通に立ち上がるまで頑張る必要があった。そこでやっと、VMware tools がインストールできてひとまずの作業が完了。

兎にも角にも必要なドライバが全部入れば、普通に Windows Me が使えるようになった。ただ、Windows Update はうまくいかず。久々に見た、IE6 だからだろうか。IE を起動すると IE8 に Upgrade しろ、なページが表示される。どうしようかな。

ふと思い立って、vhd ファイルを Win7 な PC でマウント(ディスクの管理で vhd を接続する)して、chkdskデフラグをかけてみた。やってから知ったのでが、仮想 HDD でデフラグすると、vhd ファイルのサイズが大きくなってしまうらしい。実際、17 GB だったものが 21 GB 近くまで増えた。しかたないので、TrueImageHome で、vhd→tib→vhd と変換することで、また 17GB まで圧縮することができた。WindowsMe の起動は...微妙に速くなった気がするようなしないような...

はてさて、なんとかうまくいったが、これを使い続けてもいいものだろうか。この Me、OEM 版だろうから別のハードウェアで動かすのはまずいだろうなぁ。もとの PC を保有していたら OK とか無いだろうか(ないか)。WindowsMe のライセンスを今更購入できるのだろうか。色々調査の必要がありそうだ。