パソコン・メモメモ備忘録

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ネットワーク共有が遅い

現在、Windows Vista Home Premium(デスクトップ PC) と Windows7 Home Premium(Series7 Slate) と Windows8 Consumer Preview(デスクトップ PC) の PC を並べて使っており、すべてギガビットなイーサの口をギガビットハブにつないで LAN を形成している。で、ネットワークでファイルを共有してみて、どの程度の速度が出るか試してみた。

Vista で Win8CP の共有フォルダからローカルにファイルをコピーすると、120Mbps あたりで綺麗に頭打ちになった。同じ共有フォルダから Win7 のローカルにファイルをコピーすると 300Mbps は出る。送り出しの Win8CP の HDD が IDE 接続で、結構内周の方のファイルなのでこんなものだろう。ちなみに、同じ Vista でも、送り出し(共有ファイル持ち)で Win7 のローカルにコピーすると 500Mbps 程度は出る。

きちんと 100Base-T ではなく、1000Base-T の領域にはなっているのだが何かがブレーキをかけているっぽい。で、検索してみると、それらしいのが引っかかった。
「ブログってもしかたない」さんの記事。なぜかサウンド関係がネットワークを遅くしているということらしい。やりかたを転載すると、

  • レジストリのHKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Audiosrv\DependOnServiceを削除
  • サービスのMMCSの実行を「手動」に変更。
  • リブート

の3ステップ。MMCS は MMCSS(Multimedia Class Scheduler)のサービスっぽい。また、個人的には、レジストリのキーの削除は怖かったので、後で戻せるように名前を変更しておいて代用(最後に'_' 付けとくとか)。

やってみると、Win7Vista で 900Mbps を超える速度が出た。この PC HDD が遅すぎるので、Win8CP には RAM ディスク(GavotteRAMDISK)を作って確かめてみると同レベルの速度が出た。やっぱり制限がかかっていたようだ。

ということで、今更 Vista を使っている人は少ないとは思うが、そういうトラップもあると言うことで。

小生、余りに時代遅れだが、Gigabit イーサの速度は素晴らしい。USB 3.0 とか Thunderbolt とか言い出すと比較にはならないが。階下の PC ともこれに近い速度が出るなら、ちょっとわくわくするかも。