HDD の大容量化に伴って、1 セクタ 4096Bytes のものが出てきて暫く経つ。先日購入した WesternDigital の 1.5TB の HDD も、論理 512Bytes、物理 4096Bytes だそうな。SSD (NAND フラッシュメモリ)もそこそこ大きい単位になっているらしい。かつ、小生が使っている RealSSD C300 は、パーティションの開始位置によって結構性能が変わってくると（参考ページ : Lansenの現実逃避日記 さん)。
ちなみに新しく追加した HDD のパーティションの開始位置（アライメント？）は確認すると 4096 の倍数になっていた。が、C300 の開始位置は、中途半端な位置だった。そこで、なんとか治す方法がないかと調べたが、すでに公開されていないツールか、高い製品を買わないといけないらしい。小生 Acronis True Image 2011 のライセンスがあるので、それで何とかならないかやってみた。結果は、うまくいかなかった。一度バックアップを取って、それをそのままリストアしたのだが、パーティションの開始位置を 4096 バイトの倍数に設定出来なかった(True Image 2011)。
調べてみると、フリーのソフトでできるらしい（参考ページ : マグマ大使の道具箱 さん）。Easeus ToDo Backup Free を使う。このソフトは SSD 最適化というチェックボックスもあり、完全対応という感じ。やってみると、パーティションの開始位置はぴったり 4096 バイトになっていた(msinfo32 調べ)。ということで一安心。
ただ、このツール、フリーだけあって？ 多少気に入らない所はある。一つは、残り時間の表示がむちゃくちゃな点。かなり後半まで残り時間が増え続ける。１歩進んで２歩下がる感じ。そして、リストアの時間が長い！ TrueImge だと、10分程度のところが、ToDo Backup だと 40 分以上かかった。10 分程度で終わると気楽に待っていたので、無駄な時間を費やしてしまった。まぁ、有料ソフトと比べたらダメか。ToDo Backup も有料版を使えばもっと速いかも知れない。
しかし、パーティションのアライメントは調整してみたが、何かが変わった気はせず。よけいに遅くなった感もあったりなかったり。まあ、ほんの気休めかも。
