パソコン・メモメモ備忘録

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xfs の HDD にアクセスする

拙宅の REGZA 42Z3500 につないでいる USB HDD は xfs でフォーマットされている。そこに別に録画した ts ファイルを置くと、テレビで再生できるそうな。もっとも、SMB で共有されている PC の HDD も直接アクセスできて、ts ファイルが再生できる。ただ、再生時に PC(もしくは NAS?)の電源を入れておかないといけないし、PC 使用時に他からもアクセスされていることを考えておく必要がある(急に再起動等厳禁)。それよりかは、小型のモバイル HDD に、ts ファイルを入れておいて、それを再生する方が気楽な場合もありそうだ。

問題は、PC(Windows)で録画した ts ファイルを如何に xfs の HDD に書きこむか、だ。Linuxデュアルブートにするか、KNOPPIX 等 CD ブートな Linux にする方法がまず考えられる。が、いちいち Windows をシャットダウンして Linux に切り替えるのが面倒だ。

そこで登場するのが仮想環境。ここでは VMWare Player が無償なのにかなり使える(ただし、要登録)。インストールが面倒なので、OS は KNOPPIX でひとまずテスト。重要なのは、REGZA の USB HDD を仮想環境(ゲストOS)の Linux でマウントできるかどうかという点。VMWare Player では、物理ディスクをそのままゲスト OS に見えるようにできるので、これでいけそう。

結論としては、ゲスト OS の KNOPPIX から xfs の USB HDD は無事読み書きできた。後は、WindowsNTFS の HDD をマウントして ts ファイルをコピーすれば OK。こちらも無事できた。

具体的には、USB HDD と TS ファイルの入った HDD が共に繋がっている状態で、VMWare仮想マシンの設定で、両方の HDD を物理ディスクとして追加する。その状態で KNOPPIX仮想マシンで起動すると、/etc/fstab にそれらの HDD のマウントの仕方がかかれているので、root の shell か、sudo とかで mount /dev/sda1 /media/sda1 -t ntfs -o ro とかしてみたり。USB HDD の方も、xfs になっているのをマウント。

REGZA の HDD にアクセスする場合には、更に便利なソフトがあったりするのだが(ARIA RGZAM)、これは次の機会に試してみることにしよう。