パソコン・メモメモ備忘録

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REGZA 42Z3500 USB HDD のコピー

暑くなってきたせいか、REGZA につないでいる USB HDD の調子が今ひとつ。症状としては、レグザリンク ボタンを押しても真っ黒な画面のまま先に進まなくなったり、接続機器一覧で HDD を選択しても、録画リストが出なかったり。一度終了を押して、放送画面に戻って、もう一度レグザリンクを試したら復活したり、2〜3回やり直さないと行けなかったり。まだ録画されたのを再生する分はいいのだが、録画時にそのせいで失敗したら嫌だなぁ、と。

そこで新しい USB HDD に内容をコピーしてなんとか改善しないかと試してみた。元々、お古の 500GB HDD だったが、交換先も USB HDD ケースは新しいが、中身はお古の 1TB HDD。ほんと、録画用はけちってるなぁ。

それはさておき、録画されているデータのコピーだが、Acronis True Image を使おうと思ったが、Windows 上からだとエラー。CD から起動してやろうと思ったが、パーティションのサイズを増やしつつコピーというのが希望に対し、セクタ単位コピーしかできないっぽくて断念。

調べてみると、Linuxファイルシステムが使われているらしい、という情報を見つけて、CD 版の knoppix を DVD-R に焼いて(DVD 版は、ダウンロードに時間がかかるので... DVD-R を使うのは、回転が静かでアクセスが速いので..)、見てみると xfs というファイルシステムと出た(Gparted で確認)。Gparted でも、パーティションのコピーができず、あれれ、という状態に陥ったが、最終的にはうまくいく方法を見つかった。

手順としては、1TB HDD を REGZA に繋いで HDD の初期化。なぜか、一回 REGZA の主電源を OFF にしても HDD を認識せず。もう一度 OFF にすると認識した。まだ HDD が立ち上がり切れてなかったか、その辺りのせいだろうか。1TB の HDD だが、割とすぐに初期化は終わった。USB HDD の接続テストも無事完了。USB の取り外しして、準備 OK。

次に、コピー元の HDD とコピー先の HDD を knoppix の起動している PC に繋いで、sudo した Gparted で両方をマウント(/media/sde1 等にマウントされた)。 あとは、cd /media/sda1 ; tar cfv - |( cd /media/sde1 ; tar xf -) でコピーした。寝る前にコピーを初めて、起きた際には終わっていたんで、6 時間程度でコピーできた様子。おっと、コピー元は USB で接続したが、コピー先はマザー上の SATA コネクタと直結。両方 SATA で繋げばもっと速かったはず。理論的には3倍速くらい出るのかな。

コピーが終わった USB HDD を REGZA に繋いでみると、無事、認識、中身もコピー前と同様に視聴することができた。録画や削除もできたので、無事移行は完了のはず。残り録画可能時間もグンと増えて、しばらく空き容量にヒヤヒヤすることもなさそう。とは言え、REGZA 上で管理は GUI がイマイチなんで面倒なのが玉にキズか。もうかなり古い機種だし。