パソコン・メモメモ備忘録

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リモートデスクトップ系 アプリ

VilivS5 に Radmin というリモートデスクトップソフトをインストールして、職場や自宅では、デスクトップ PC から LAN 経由で使っている。ディスプレイ切替器等を使うより、色々と便利。もちろん、動画再生は厳しいのだが(もともと VilivS5 はハードウェア支援がかからないと、動画関係はいろいろとつらい)。

ふと思い立って、Android 端末からも使えないかと思ったが、Radmin が Android にはなかなか対応しそうにない。で、他のソフト二つほどアプリを試してみた。ひとつは、TeamViewer(窓の杜さんの記事)。商用利用ではなければ無料というのが嬉しいところ。ただし、商用で使おうとすると結構高い。つい職場の PC にテストのためインストールしてしまったが、急いでアンインストールした。

TeamViewer 自体は、Aero な画面や OpenGL なアプリを起動していても問題なくリモートデスクトップできるのが素晴らしい。ただし、かなり動作は重い。画面の精度を変えれば、軽くすることもできるが。Wifi 経由の Android 端末だとこの動作の重さが更に輪をかけるような気がする。あと、インストールしなくてもサーバが使えるのもちょっと凄い。便利すぎる。

それはさておき、GalaxyS で試したのだが、基本、Android 端末は解像度が低い。広い PC の画面を操作する場合には UI に工夫が必要だ。TeamViewer の操作性は、いってみればノート PC のタッチパッドトラックパッド)の感じ。画面をこするとその方向にカーソルが動いたり、スクロールしたり。フリックでスクロールさせるのと逆向きになるところは慣れが必要かもしれない。

それとマルチタッチ対応なのがいい感じだ。拡大縮小や右クリックも自由にできる。これをいじっているうちに Apple Magic TrackPad が欲しくなったくらいだ(飛躍しすぎか)。ちょっとした作業をリモートでやりたい時には、十分な気がした。

もうひとつのソフトは、Wise PocketCloud。とりあえず無料版。Windowsリモートデスクトップ(RDP)で接続できる。RDP は、Windows 純正だけあって、細い通信回線でもそこそこ使える印象がある。ただ、リモートログオンすると、ローカルの画面は、ログオン画面になり、どちらからも操作できるようにしたり、操作はできなくても画面を出しておく、というのはできない様子。少なくとも Windows7 Pro では。

それはさておき、こちらはマルチタッチには対応していないが、タッチ・ポインターというのを表示させると、いろいろクリック操作ができる。タッチ・ポインターを出さなかったり、それ以外の場所をタッチすると、基本、画面をスクロールさせる。クリックしたいときは、タッチ・ポインターを出して、それを目的の位置に移動して、メニューを選ぶ感じ。これはこれで非常に考えられている。

ちなみ、VNC にも対応している。IS03 にインストールして(フリー版だと、リモート PC が1台しか登録できないので..)、試してみたが、十分使い物になりそうだ。IS03 の高解像度液晶が結構役に立つ。

さすがに、デスクトップ PC をコンソールで使っているのと比べると、何をするにも手間がかかるわけだが、リモートで操作できるというのは、いろいろ可能性を感じる。そこそこ解像度の高い Android Tablet を、USB サブモニタ的に、このあたりのリモートデスクトップソフトで使えるかもしれない。まぁ、iPad でもそういうアプリはあるが、Android タブレットの方が解像度が高かったりするので。将来的には、そういうプロジェクタも出て来るかもしれない。リモートデスクトップで繋がって、PC の画面を表示するような...そんな面倒なことしなくても他の手段があるか。

いざという時のために、試しておくのは重要かなぁ。