パソコン・メモメモ備忘録

気の向くままパソコン関係等で気になることを書き記す。時々更新!

Pic3D

通常の液晶画面にオリジナルなレンチキュラーシートを貼りつけて、専用ソフトを使うだけで裸眼立体視ができるという素晴らしい製品だそうだ。公式サイト。8月上旬発売予定で、現在、特別価格で予約受付中。低コストでフル HD な3D ステレオ表示環境を構築しようとすると、LG D2342P-PN が最有力だが、適当な 1 万円台の 21.5インチフルHD モニタとこれを組み合わせるのもいいかもしれない。値段は同じくらいで、こちらはメガネ無しの裸眼立体視だ。

どのくらいちゃんと立体視できるか、が気になる。実は、富士通の PC に採用されている機種がある、ということで、そのレビューを色々探してみた。機種名は ESPRIMO FH99/CM。まず、kakaku.com のクチコミ。ここに色々レビューへのリンクが書いてある。Impress さんの記事NikkeiBP さんの記事

レビューを見ると、立体感は今一歩で、画面のザラザラ感が見える、ということで微妙な印象。立体感が今一歩というのはどういう事だろう。純粋に左目と右目に別々の画像を見せることが出来ているなら、同じ視差があれば、同じ立体感が出るはずじゃないんだろうか。クロストークのせいで立体感が阻害されている? 良くわからず。ちょっと気になるのは、このレンチキュラーシートは、斜めにレンズが並んでいるように見える(上記レビューの画面拡大図ご参照)。そのせいで輪郭線がくっきりせず、立体感に影響していないのだろうか(とは言え、解像度向上のための新パターンだろうし..)。

この PC のモニタは 23インチのフルHD なので、もしかしたら、21.5 インチのフルHDなモニタなら、多少ドットピッチが上がって、ザラザラ感が軽減されるかも... という気がしたり。期待される。

ただ、Pic3D のサイトでいくつかのサイズのシートが販売されているが、ドットピッチが合っていれば使える、というものなんだろうか。23インチ フルHD 用のものを職場で使っている 24インチ WUXGA のモニタに使えないか、とちょっと思ったが、ドットピッチが微妙に違うらしいので駄目っぽい(0.265mm と 0.270mm)。インチと解像度が決まれば、各社画素の大きさは同じだそうな。どこまでその辺は精度あるのだろう。

というか、シートの微妙な位置ずれ(1mm 以下の)は影響しないのだろうか。多少斜めになっても大丈夫なんだろうか(元から斜めだが)。通常のレンチキュラーシートより光の透過率が上がっているそうだが、その原理等よくわからない。

特許出願中、ということで、IPDL で調べてみたが、会社名や社長名で検索しても、それらしいものは出てこず。早く特許が公開されればいいのに。

後、Windows のデスクトップの拡大写真を見ると、文字の周りに不要な色がちらちら見えている状態になっている。これは ClearType の悪影響だろう。ClearType を OFF にすれば、もう少し見やすくなる気がするがどうだろうか。まぁ、ClearType 大好き人間にはつらいかな。というか、半分のピクセルが隠されるようだと、1ピクセル幅で線が表現されている文字はまともに読めなくても当然か。4K モニタ欲しいな。

う〜ん、実物が見たい。VR 展は行けなかったし、国立美術館へ行くのも厳しいなぁ。というか、富士通のパソコンを展示しているのを探せばいいか。ヨドバシでも行ってみるか。

LG Electronics Japan 23インチ LEDバックライト搭載 FPRモニター D2342P-PN

LG Electronics Japan 23インチ LEDバックライト搭載 FPRモニター D2342P-PN