パソコン・メモメモ備忘録

気の向くままパソコン関係等で気になることを書き記す。時々更新!

てのりん

KDDI au から てのりんという Android アプリが公開されていた。AR(augmented reality : 拡張現実)技術を利用したお遊びアプリ。カメラで手のひらを登録すると、CG なキャラクタが手のひらの上で踊り続ける、というもの。自分の持ち歩いている Android スマートフォンIS03 でも動く、ということで、何か未来が見られるかと試してみた。

結論的には、びみょーといった所。確かに手のひらあたりで CG なフィギュアが踊っているのだが、的確に手のひらの動きに追随しているようにはとても見えず。一応、手のひらを動かすと、なんとなくフィギュアの姿勢も変わっているようなんだが、誤差や遅れがあるせいか、連動している感は極小だ。せめて、フィギュアの足元にできる影が手のひらの表面上にあるように見えるくらい動きに追随してくれれば(って、そこまでできれば完璧か?)よかったのに。

照明環境や背景に、認識精度が左右されるような説明がある。昼間、窓からの光が強い環境下では、ほとんど手のひらが認識されなかった。夜、蛍光灯の下の手のひらだと、結構素早く認識してくれた。照明環境、結構重要。

あと、手のひらの上でフィギュアが踊っている状態の写真を撮影することができる。が、最初エラーで、てのりんアプリが強制終了してしまった。タスクマネージャで、他のアプリを終了してメモリを空けると、問題なく写真が撮影できた。メモリを空ける前でも 100MB くらいは空き容量があったのだが。100MB を割っていると、てのりんの稼働自体も怪しかったり。このあたりはまだまだ Android が荒削りに感じる。

もう少し認識精度が高かったら楽しそうなのだが、今一歩感は強い。しかし、これからの未来を見せてくれる、ということで、試してみる価値あり。今後 VerUp などでより良くなることを期待して...