今日、やっと docomo の Galaxy S も Android 2.3 GingerBread のアップデートが公開された。勢い勇んでアップデートしようとしたのだが、障害が多々。ひとまず、Galaxy S を USB で繋いでみたが、なんかうまく認識せず。最近まで Android SDK から自作アプリを転送していたりしていたのだが．． Samsung Kies を起動しても、接続中のままで先に進まない。ということで、USB ドライバを更新してみた。しかし、二つほどドライバがインストールされるのだが、Modem という方がエラーで正しくインストールされず。一応この状態でも、本体メモリや microSD カードの中身は見られた。
しかし、Kies が認識してくれないとアップデートはできない。デバイスマネージャの変化を見ながら USB を付けたり外したり、GalaxyS を再起動したりしたが、Kies からは認識されず。一度 Modem のドライバのインストールを失敗すると、その後は特に何も言ってこなくなる。もう一度、ドライバをインストールし直すと、また、Modem のエラーを出すことはできるようになる。実は、以前に Kies の最新版をインストールしていたので、こちらは更新していなかった。ダウンロードに結構時間がかかりそうだったので（以前インストールした際のインストーラは見つからず）。
上手くいかないときは、やはり再インストール。Kies のインストールの際にも何かドライバか何かがインストールされるらしく、その後、Modem のドライバもエラー無くインストールされた。手を抜かずに今一度インストールし直すのは有効だ。
その後、無事 Kies から認識されて、アップデートのダイアログが出て、まずはバックアップ。ここがまた失敗で、テストで無駄に入れていたムービーデータもバックアップされるようで結構時間がかかった。やっとこさ、ファームウエアのアップデートが始まった。これも想像以上に時間がかかった。というか、プログレスバーの 66% の時間がかなり長かった。全かかった時間の半分以上かかったんじゃないだろうか。とは言え、無事アップデート完了のダイアログが出た。
ほっと一安心したところが、まだまだ逆境は始まったばかりだったのだ。最初に画面にテキストで何やら OS の更新をしているっぽいメッセージがずらずら流れた後、自動で再起動がかかった。が、その後、無限 docomo ロゴ状態に入ったのだ。しばらく放置していたが、docomo ロゴが出ては消えて、また docomo ロゴが出る、を幾度と無く繰り返すだけ。
Kies の緊急ファームウェアリカバリも反応しないし、にっちもさっちも行かなくなった。ネットからファームウェアをダウンロードして microSD に入れて、GalaxyS をリカバリーモード(起動中に、ボリューム上とホームキー押しっぱなし）で起動すれば、なんとかなりそうではあるのだが、この端末、職場から支給されているものなので、余り危ない操作はまずい。一応、オールリセットは試したが状況は改善せず。ということで、自力での復旧は諦めて、Docomo ショップへ持ち込んだ。
有無を言わせず預かり修理だそうな。ショップ専用のアップデートプログラムなら、なんとかなるかもしれない、と一応聞いてみたが、これ以上おかしくなっては困りますよ、と言われてトライさせてもらえなかった。Kies ではなくて、Roly？ とかいう専用のソフトがあるようだが。ただ、手順書には、リカバリーモードでの起動とかは書かれていなくて、OS がちゃんと起動した状態でないと駄目っぽかった。
ネットで調べると、Win7 64bit なのが悪いという情報も。x64 が致命的？ Samsung ももうちょっと頑張ってほしい。
運良く、代替機の Xperia X10 があったので、それを修理が終わるまで借りることにした。未だ 2.1 でマルチタッチも対応していないが、これは逆に色々試せてラッキーだったかも。とりあえず自作の HTML5 アプリは、Canvas のスケールのバグで、正しく動かなかった。ただ、動きの滑らかさは、2.2 にした IS03 より滑らか。
というか、通常の操作も滑らか感が Xperia の方が上だ。画面解像度が高いとは言え、CPU 性能は IS03 の方が上だったような。しかも、OS も IS03 の方が 2.2.1 なのに。作り込みが甘いのだろうか、SHARP の技術力はソニエリより落ちるのだろうか。夏モデルの次のモデルが出たら買い換えようかなぁ。
