以前、PhoneGap のテストのために、Android の SDK や Java の開発環境もろもろインストールしていた。開発環境を使えば IS03 の画面キャプチャができる、というのを見て、試してみたくなったのでやってみた。ちなみに、GalaxyS だと、本体だけで画面キャプチャができる。IS03 も 2.2 Froyo になったらできるようになる、という噂だったのだが、結局できないようだ。
それはさておき、android-sdk-windows/tools/ddms.bat というのを起動すればいいらしい。しばらく Android の開発環境を使っていなかったせいか、実行しても、エラーでちゃんと起動せず。adb.exe が PATH に入っていないのがまずいらしい。環境変数編集ツール eve を使って（このツール便利すぎる）PATH を設定(android-sdk-windows/platform-ools を追加)したら、きちんと起動するようになった。eclipse ではこの設定はいらなかったのかな。
で、画面キャプチャは取り放題になった。が、残念なことに、画面上部のステータスバーに USB デバッグのアイコンが出てしまう。これは後で画像処理して消さねば．． で、IS03 の画面キャプチャを PC で見てみると結構印象が違うもんだ。Ratina ディスプレイと同じ解像度の IS03。PC 上ではそのキャプチャ画像はそこそこ大きい。縦 960 pixel もあるし（下のメモリ液晶の部分もキャプチャ取れたら楽しいのに、無理だった。そこは残念）。
キャプチャした画像を拡大していくと．．． ディザだらけなのがよくわかる。やっぱり IS03 は 65536色表示なことを改めて確認させられた。まぁ、あの解像度だとディザを肉眼で視認するのは無理なレベルではあるが。後、ClearType 的なことは行われていない様子。縦横画面を回転させるので、あまり細かい文字など見え方が変わるのが良くないからだろうか。
もう一つ、ddms で興味深いのは、ログのリアルタイム表示。中身はよくわからないが、時々ほうっておいても、また、何か操作をしたりするとメッセージが流れる。エラーはないが、Warning が結構含まれるのは少々気になるところ。問題ないのか。
ログを見ていて気がついたのは、SD カードの電源がしょっちゅう ON/OFF していること。省電力のためにがんばっているのだろう。microSD からのアプリの起動が遅いのもしょうがないのかもしれない。その他は、タスク killer でタスクを止めた後の挙動とか。結構、すぐに、もしくはしばらくすると復活してくるものが多い。
その他、system の apk とか、PC へ取ってきたりもできるっぽい。しかし、そういやSharp でもいろいろ公開しているんだった。もう少し詳しくなれば、このログの意味も見えてきて、よりマニアックな使い方ができるようになるのだろうか。まあ、そこまでハマったりはしないと思うが．．．
