パソコン・メモメモ備忘録

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SIGMA SD1 の超解像度のサンプル

発表があってからかれこれ8ヶ月。ようやくその実力を垣間見るサンプルを見つけた。SD1 公式のサンプルページ。顔のアップなんか、ここまで写っていいのかというぐらい写っている。産毛の一本一本まで。虫眼鏡どころか顕微鏡に足がかかっているんじゃないだろうか。

なんか、遠距離から顕微鏡写真を撮られる、ってちょっと怖いかも。一体、この解像度、なんのために必要なんだろうか。写真ではなくて、データ取得装置としてなら色々考えつくが.. 日常で使うスナップ写真とかで、ここまでの情報量が必要なんだろうか。肌触りまで想像されるような描写とか? 遠景の人物の表情までわかるよ、とか...う〜ん。とりあえず、適当なフレーミングで撮影して、後から切り出すため、とか...どこまでも拡大できる写真、みたいな用途には..さすがにまだ解像度が足らないか。

もう一つ、このセンサの高解像度を活かすレンズがある、というのも驚きかもしれない。レンズの各曲面が、設計通りに寸分の狂いもなく製造されているのだろうか。この解像度を活かすにはどのくらいの精度が要求されているのかも想像できないが。2m 先の 0.1mm平方 の表面から出た光を集めて、5ミクロン平方の中に結像させる、みたいな(数字は適当...)。

ただ、比較する対象ではないかもしれないが、スーパーハイビジョン、この解像度を軽く超える解像度で、しかも動画って、なんか想像もつかない。そういう時代がいつか来る、ということ? 量的進歩は質的進歩も生み出すのだろうか、多少の疑問もあったり。