パソコン・メモメモ備忘録

気の向くままパソコン関係等で気になることを書き記す。時々更新!

Multimedia Sharing Adapter DN-MSAN2700

ポイントが溜まっていたので、衝動的に買ってしまった。謎の USB ケーブル。パソコンを仮想 USB メモリにできるという。VilivS5 をちょっと大きい USB メモリにできたらちょっと面白いかな、と。実は、VilivS5 にはもともとそういう機能があり、そのための USB type-B の口があったりする。が、微妙にこの製品の方が便利なのだ。購入した上海問屋では、メディアプレーヤに PC を USB メモリ替わりに挿して使う使い方を挙げている。もちろん、他の PC につないで使うこともできる。で、試してみた。

この製品は、片方のプラグがでかい USB メモリみたいになっていて、そこから USB ケーブルが伸びていてプラグが付いている。両端とも、USB typeA のプラグになっている。これで 2台の PC を繋いでみた。片方は VilivS5。ちなみに、この製品の形状的には、片方だけでかい USB メモリ状なので非対称だが、機能的には、どちらをどちらで挿しても同じっぽい。

USB プラグを PC に挿し込むと、まずは自動でドライバがインストールされて(XP/Vista/7 でも内蔵のドライバ)CD ドライブとして見える。両端の 2台の PC とも同じ反応。この CD の中身は、共有のためのアプリ。仮想 USB にする PC だけアプリを実行。共有するファイルやフォルダを指定して、「共有」ボタンを押せば、もう一方の PC で、CD としてみえていたのが、共有したファイルやフォルダが、USB メモリの中身として見えるように変わる。

残念なのは、この仮想 USB メモリは、読み取り専用という点。そのかわり、いつでもケーブルを抜ける、ということでもあるが。もう一つ、転送速度はたいして速くない、という点。7〜8 bps程度(送り元が VilivS5 ということもあるかもしれない)。

この製品のメリットとしては、ドライバ等のインストールが必要ない、という点だろうか。共有のためのアプリもインストールの必要なく、このアダプタをマウントしたところから起動できる。最初に書いた、VilivS5 の元からある機能の方は、アクセスする方(される方である仮想 USB 側に対して)にもドライバ等を手動でインストールする必要があって、多少面倒だ。

気軽に、2台の PC 間でファイルを共有(一方向のみだが)できるし、PC 以外の機器にもつなげるし、使いどころによっては便利かもしれない。とはいえ、いつも持ち歩くか、と言われると、微妙な所かも。XBox360 につなぐのに使えるかなぁ。

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