ITMedia の記事。これは面白い。いろいろ使い道がありそうな新技術だ。すばらしいと思ったのは、片面の方向だけに発光させることができて、裏からは見えない、というところ。２枚重ねておけば、好きな面を選択して表示できるということ。これに、光を遮断する液晶面も入れて、何でも来いの窓ガラス、みたいなものが出来たら楽しそう。
とはいっても何に使うかというとぱっとは思いつかないもんだなぁ。サンプルで出ているヘッドマウントディスプレイは、ちょっとどうかと思う。遠くを見ているときは、ディスプレイに焦点が合わせられないはず。というか、小生のような近視の人じゃないと、目の前のディスプレイに焦点が合わせられない気がするのだが。
ありがちなのは、AR 用の窓枠、って感じだろうか。現実世界にオーバレイして表示する用途。液晶パネルのように、引き算で画像を表示するのではなくて、自ら発光することで、足し算で表示する特性を生かす用途がいいわけだが、何があるだろう。歩きながらメールを読むためには便利ではある。表示内容と透けて見える現実世界とに必ず関係がある必要はない。テレビを見ながら Web サーフィンしたり？
もうちょっと考えてみよう。
